本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生.../成毛 眞


図書館で見つけたのですが。

非常に痛快で、面白い内容でした。


地頭というのは3歳までの生育環境によるが

「超並列」読書術をすることで豊富な知識と語彙力、

理解力とコミュニケーション力が身についていくので

地頭が良いのと変わらない位の力がつくそうです。


「馬鹿」では無いが頭の回転が早いとは言えぬわたし。。

早速これは取り入れよう!と思いました。


まずは3冊からでも良いそうで・・・

CMの間、トイレ、ベッド、通勤、お風呂・・・

4、5冊はいけそうかな?


本の虫なので毎日毎日本は読んでいますが

これからは全くジャンルの異なる極端な・・・

著者の言う「ぶっ飛んだ」本もセレクトしていこうと

ここ最近は本を物色するのも楽しみの一つとなりました。


人によって本書は辛辣と感じるようですが、

その言葉には説得力があり、わたしはとても面白く読めました。


そして何より・・・著者の成毛さんのキャラクターに

非常に興味を持ってしまい、登録はしたものの

全然活用していないツイッターで

成毛さんをフォロー登録してしまった程ですw


35歳でマイクロソフトの社長に就任したという肩書からは

バリバリのビジネスマンを想像しそうですが


マイクロソフト時代はほとんど会社に行かず

1週間出社しないことなんてザラで、

では何故社長になれたのかというと、「庶民」になりたくなかった故

他の人が送るような生活を送らず、他の人と同じような場所に行かず

他の人が読むような本を読まなかっただけ・・・というエピソードや


成毛さんが小説というジャンルをほとんど読まないのは

「ノルウェイの森」を読んだ時は1時間立ち上がれず(気持ちは分かりますが・・・)

「海辺のカフカ」を読んだ時はショックで1週間会社に行けなかったりと

文章に力があり過ぎて、日常生活に支障をきたすからだそうです。


・・・感受性豊か過ぎでは? 笑


他にもご紹介したい面白い成毛節があるのですが、割愛。


インタビューも面白いですよ。

http://www.risoh-dream.com/interview/0301.html

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070228/119965/

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070228/119974/



ところで、わたしはこのブログのフリースペースに
「お友達になれないタイプ 電車の中でお化粧をする女性」と記載している程

電車で化粧をする女性を嫌悪し、心から軽蔑しているのですが
(恥ずかしく不愉快になるので、離れ視界に入らないようにします)
  
何故公共の面前であのような行為を平気で出来るのか 
何故恥ずかしいとは思わないのか、昔から不思議で仕方なく
親の教育が悪いか、常識に欠けているのだろうと結論付けていたのですが

(これも外れてはいないのでしょうけれど)  

著者によると彼女らは恐らく本を読まない人達で

読んでもベストセラーやハウツー本を年に2、3冊。


想像力が欠如している為、周りからどのように思われるかなど

考えるに至らないのだそうです。パチンコに興じ、真夏の炎天下の駐車場に

子供を置き去りにし死なせる人たちも同じく。

本を読まない人みながそのような人達とは言い切れませんが

ひとつの見方として、わたしの「何故」に妙に納得するものがありました。