こんなこと を書いていながら
最近図書館離れしていたわたくし。。
読みたい!と欲求が最高潮に高まり
昨日は久しぶりに図書館へ。
1冊目はこちら。
- イン・ザ・プール (文春文庫)/奥田 英朗
- 「いらっしゃーい。」 伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、
- 甲高い声に抑えられる。色白で太ったその精神科の名は伊良部一郎。
- そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎強直症、
- 携帯依存症、妄想癖・・・訪れる人々も変だが、治療する医者の方がもっと変。
- こいつは利口か、馬鹿か?名医か、ヤブ医者か?
・・・伊良部先生、ハマりました。笑
近くにいたら絶対に気持ち悪いと思うのですが
何故か憎めないこのキャラクター。
医者としての知識はあれど、全く医者らしからぬ変人!
しかしその言動や行動がいつの間にか患者の心を癒し
結果的に患者の病的症状を緩和させてしまうのだから・・・やっぱり名医?
変に無邪気で純粋だし
治療という自覚があるのか無いのかも不明。
・・・先生に興味がつきません 笑。
もっともっと読みたい!シリーズ化して欲しい・・・!と思ったら
“精神科医伊良部シリーズ”としてシリーズ化されていました♪
二作目が「空中ブランコ」
三作目が「町長選挙」
偶然借りたものが一作目でラッキーでした。
ちなみにこの「イン・ザ・プール」は
第127回直木賞候補になり、5年前に映画化されているようです。
奥田英朗さんの本は今回初めて読みましたが
他の作品も色々読んでみたいなぁと思いました。
「このミステリーがすごい!」入賞作品の
「最悪」「邪魔」も面白そうです