先日目の前まで行って我慢したオムライス。
昨日は共に資生堂パーラーのオムライスを愛し続けている生徒さんのC嬢とご一緒して欲求を満たして来ました。
銀座はGinzaSixも休業しているし、百貨店も一部の営業だしで閑散としていました。
外食と言っても私の様にお酒も一滴も飲めずの人間は大人しいお食事です。
資生堂パーラーは高級感溢れる老舗レストランなのに、お一人様にも優しく、一定の期間を置くとどうしても食べたくなるオムライスとパフェは一人ででも行けてしまう所も有難いお店。YAMAHAで楽譜を見まくった後の資生堂パーラー、コンサート前の資生堂パーラー、とにかく愛用してます。
レッスンも再開出来ず、毎日自分の体の声を伺いつつ、うーん、、、、と悩ましい今日この頃。
今までの様な仕事のスタイルを少し変えていく必要性も感じているので、動けない時間は熟考期間として答えを探していこうとも思っています。自分に自信を持てる事が未来に繋がるものなのだな、、とつくづく思います。
楽しいランチタイムは気がつけば17時近くまでお店に居座って愉快なおしゃべり。広い空間だし、コーヒーもお代わりを頂けるし、最高の居心地です。
入院中に何度も頭を過ったオムライスはやはり絶品だし、季節のパフェは大好きな苺だしでとても良い時間を過ごせました。
これだけ食べると夕食はもう要らないかな、、、で少し寄り道して銀座ウエストで鉄板のシュークリームとドライケイクを買って帰りました。何故か頭の中がカスタードでいっぱいになり、シュークリームがどうしても食べたくなって駐車場から近くで開いているお店は???からのおー!ウエストがあるではないか!で、久しぶりにど定番の味もお持ち帰りしました。
そして、最近ちょっと感激したクッキーがSADAHARU AOKIのクッキー。
これも生徒さんからの頂きものなのですが、素材の良さ、サクサク感、風味、いずれも完璧に私好みで毎日大切に頂きました。
美味し過ぎる!!!!!!今度は一番大きいサイズのを自分用に買おうか。。。。と企んでます(笑)
ご馳走様でした!
さて、M.ムーティの『マクベス』で改めてヴェルディの音楽は向き合い方次第で全く異なる結果に至るものだと実感し、マエストロのヴェルディで得られる満足度がどれほど貴重な物で、その音楽の意味を納得出来る形で聴き手に届けて下さっているのかを噛み締めたばかりだったせいか、アラーニャ&クルザクコンビでコンサート形式で上演されたポーランドでの『ドン・カルロ』のクルザク嬢の演奏を聴いて複雑な気持ちになりました。
指揮者次第で音楽は如何様にも変わってしまうので、クルザクの演奏を否定するつもりはないのですが、ヴェルディをヴェルディらしく演奏する事がいかに難しいかをこの演奏を聴いて痛感したのも事実。
スカラやウィーンという一流どころでの演奏ではないので、どういう状況にも対応しているクルザク嬢は勿論立派です。
しかしながら彼女はエリザベッタの声か?という疑問も沸沸と湧いてくる。
冒頭の”Tu che le vanità conoscesti del mondo”を聴いたところで、”違うかも、、、、”となり、この曲が最も困難であると思われるブレスコントロールも大変そうで彼女にしては珍しく刻んでしまっています。
やはり彼女は"Una voce poco fa"を軽やかに歌って素晴らしいソプラノだし、アラーニャに合わせてリリックな物も美しく歌ってくれますが、それでもこのエリザベッタは彼女のテクニックを持ってしてもその声ではないのだ、、、、と思ったのですよね。
音楽的にもこの演奏ではヴェルディらしさを堪能する事が出来ない。。。。これは彼女だけの問題ではないので仕方ないですが、、、、。
それで久しぶりに私が好きだったエリザベッタを遡って聴きました。
フレーニのキャンセルを受けて急遽ザルツブルグ音楽祭でエリザベッタを歌ったフィアンマ・イッツォ・ダミーコ
カラヤン の自己陶酔型のヴェルディによくついて行ってるなーーーーと感心します。まだ若かったのにイタリア的な歌唱で冒頭の超かっこいい”Tu che le vanità conoscesti del mondo〜il pianto mio al trono del Signor"も、こうだよね。。。。と思う歌い方です。この公演がNHKで放映された当時、フレーニの代役でこんな素晴らしいソプラノがいる”外国”って凄い!と感心しきって聴きました。
そしてフレーニのMETのエリザベッタ。これはレヴァイン氏指揮だし、カルロはドミンゴ だし、大好きな1幕もあるしで何度もDVD視聴してますが、申し分のないエリザベッタです。
そして私の一番好きなスカラ座の『Don Carlo』でM.ムーティ 指揮でパヴァロッティと共演したデッシーのエリザベッタ。
スカラのはアリアだけの映像がないので、クーラ氏指揮のコンサート映像ですが、やはりデッシーのエリザベッタは素晴らしいです。発声的にも非常に聴き易く、無駄なく合理的に歌いきっている。決して大袈裟にならず、それでもしっかりと言葉を音楽に乗せて伝えられており、敬服します。
そして近年の最高のエリザベッタは間違いなくフリットリ。
私は幸いにもM.ムーティの指揮ではないにしても東京で彼女のスカラ座公演でのエリザベッタを聴けているので、これは人生の宝物でもあります。フリットリのヴェルディオペラアリアに収録されている”Tu che le vanità "の演奏が間違いなくトップだとも思っています。最近はフランス語版上演が増えているので、そうなるとまた最高のエリザベッタ探しの基準が変わるかもしれませんが、、、。
私にとってヴェルディのオペラアリアの中でこのアリアは特別な存在です。
学生時代からとにかくこのアリアのカッコ良さに憧れていました。病気発症前までは頑張って歌っていましたが、今は支えきれないので諦めたアリアの一つです。
でもこのアリアを歌うと情景がすぐに浮かび、音楽的にも理解し易く、歌うと非常に満たされていました。
だからこそ、このアリアを歌うソプラノにはいつも以上に敏感になってしまうのかもしれません。
あれだけ歌唱力のある実力者のクルザク嬢でさえ、エリザベッタを歌いきる事は簡単ではなかったのだな、、、、と思い、ヴェルディ作品をヴェルディの意図や指示を確実に演奏に投影させる事の大切さをまたまた痛感してしまいました。
自分の感性や感情を優先させても良い結果には至らない。ヴェルディが細かく指示している楽譜をどれだけ読み込み、実践できるかにかかっているのでしょうね。
歴々のイタリアのDiva達はヴェルディに感謝される演奏をしっかり残している。
これからのDiva達にも期待したい。










