急激に
秋らしくなってきましたね。
2日前
たわごとの撮影に行ってきました。
みあげた空に
秋を感じました。

 

『MARTH Questions & Answers Vol.293』

「質問:ただ、自と他があり、一体でないという価値観だけで、闇は生まれ、争いの世界となるのでしょうか? 」

 

 

Question1:
MARTHさんがおっしゃる、
分離分かたれ自我の重荷を背負って生きるということについて、深く掘り下げていただけないでしょうか。
私はそこから自由に、切に出たいと願っています。


MARTH Answer1:
そこから自由になるのに一番大切なことは、
そうなっていることに気づくことです。
気づいて、やめることです。
罠にとらわれていないと思ったら、

罠を外すことができません。
一番大切なことはまず、とらわれてしまっているのだと、
その競争や分かたれ、勝ち負け、ケンカの観念、
自と他の争いにつくづく、自らが染まっているのだ。
重い荷物なのだと、深く深く、気づくことからはじめましょう…。
一体の世界で、勝つ必要などまったくないと気づくことこそ、癒しであり、悟りであるのです。
 

 

Question2:

MARTHさんがいつもおっしゃっている、

この世界の闇の悲しみの原因についてですが、

ただ、自と他という二元性、一体でないという価値観だけで

闇が生まれ、争いの世界となると、おっしゃっています。

そのことについて、詳しく掘り下げていただけないでしょうか。

 

 

MARTH Answer2:

エデンを出ていった人々は、ただそれだけの理由で

出ていったのです。

一体などと信じられない。

五感もあり、自我もある以上は、

この世界が一体であると気づくことは非常に難しいのです。

たったそれだけの理由で、この知識の果実だけの理由で、

同胞は争いや戦い、競争、ケンカを信じて、出ていったのです。

エデンに残った人々はただただ、

この世界の一元性、一体性、愛を尊んだだけなのです…。

 

 

 

EDEN
ISAIAH TORAH 700BC


エデンに残った、一体性を確信し、生きる人々が、
エデンを、分離分かたれを信じて出てしまった同胞を、
どう見ていたのか。
エデンの民は、一体の気づきのおかげで
とても幸せで平和で、仲良く、共に力を合わせ、
共に尊重しあいながら暮らせました。
エデンを出た、分離自我を妄信した仲間たちは、
みな互いに殺し合い、だまし合い、日々戦い、
その重荷を背負って、人生を歩みつづけたのです。
今や戦争や、競争、戦いは、
人々の芯まで、おかしていってしまいました。
その価値観は、絶大に重かったのです。
分かたれている自と他の世界を生きるのと、
本当は万物は全部一体なのだ。
すべては一体物であるのだ。一者の夢であるのだ。
一元であるのだと気づいて生きるのでは、
たがいに大きな差となりました。
そして、エデンを出ていってしまった仲間たちは、
今、お互いに戦いあい、殺しあい、その猜疑心で、
滅びようとしています…。