インサイドタイマーに
MARTHの「虹はけせない」
オーケストラインストゥルメンタルがアップされました。
久しぶりに耳にした
「虹はけせない」の美しいメロディに、
胸の奥から、抑えていた想いが静かにこみあげてきました。
今から30年ほど前。
ある程度の地位も名誉も、お金も、
世間が「成功」と呼ぶものはすべて持っていたように思います。
けれど、
自分を本当に満たしてくれるものはどこにもなく、
虚しさと孤独感に苛まれる日々を過ごしていました。
そんなある日、
その虚しさと孤独のただ中で、
わたしはMARTHさんの一枚のCDに出会いました。
MARTHさんの音楽を聴きながら、
わたしは
一番大切なものを失ってきてしまったという
その深い悲しみに、
はじめて気がついてしまったのでした。
そして、その悲しみの奥で、
生まれてはじめて感じた
あたたかく、愛しいふるさとのような感覚がありました。
虹はけせない
Cannot wipe off the rainbow
Lyrics & Music by MARTH
ふるさとの 野や山並み
君は 忘れられない
愛している ものなどない
本当にそう言えるのだろうか
空に流れる 星はけせない
水に映った 木漏れ日はけせない
空にかかった 虹はけせない
こみあげてきた 涙をとめれない
そんなことは できない
風に踊る 落ち葉のように
君は大地と生きた
切なさを抱きしめても
抱きしめても 愛しいように
季節に雪が とけてゆくように
傷ついてきた 痛みなら癒せる
でも 野に咲く花が 美しいように
君は愛さぬことなどはできない
君にはできない 君にはできない
そんなことなど
季節がそれをとめれぬよに
海がよせるのを とめれぬよに
そんなことはできない
これが…
わたしたち人類の本質。
一番大切なものは、
いつも
この中にあったことを
「虹はけせない」を聴きながら、
思い出しています。




















