前回の続き…


16時20分頃、手術室へ向かうため看護師さんが迎えに来た。

メガネケース、夜用ナプキンを持ってもらい手術室へ向かう。

前回の時は、病室にメガネを置いて行ったためエレベーターから手術室へ向かう時もはっきり見えなかった記憶がある。

今回はバッチリ見えるため、なんだかドキドキした。

手術室の入り口で、名前、生年月日などの本人確認。

その後、これから行われる手術室入り口を案内され、入り口にはすでに女性の先生が待っていた。

もう、この時点で入りたくない気持ちマックス。

でも、もう逃げられない。

頑張るしかない!!と覚悟を決め、先生の元へ。

手術台に横になると、外来で診察してくれてた男性の先生も登場。

若い女性の先生だけでは不安だったけど、男性の先生の登場で安心できた。

ドキドキしている中、女性の先生が私の左手を撫でながら、目を閉じてお祈り?してた。

私は、え?これは、まさか米倉涼子の私、失敗しないので!ではないか?と緊張の中、ツッコミたくなった。

そんなこと言えず、本人確認をした後、すぐ麻酔投入。

眠りについた。


夢を見ていた。

家で子供二人がゲームをしているのを見ていた。

いつもの日常。

次男がいつも通り私に体当たりしてくる。

私は「やめて!来ないで!」と注意する。

そこで、なんとなく目が覚めた!

そしたら、隣りにいた看護師さんに「病院ですよー」と言われた!笑

え、今声出しちゃった?と思っておかしかった。

でも、朦朧としてて聞けず。

また眠れるのかと思ったら、眠れず手術してる痛みを感じてしまう。

女性の先生が男性先生の指導のもと、手術をしていた。

私が痛みに耐えているのに気づいた男性先生は、少し様子見てたけど、麻酔を追加してくれた。

次に目が覚めた時にはパンツも履かされ、手術台からベッドに移動するところだった。

手術室から廊下に出ると外来の看護師さんが「お疲れ様」と声かけてくれた。


その後、エレベーターで病棟へ。

女性の先生が付き添ってくれて「途中、痛い思いさせてしまってすみませんでした」と。

もう、その頃にはどんな痛みだったのか記憶がない。

病棟へ到着。

母が待っていてくれたけど、特に話すことなく病室へ。

その後、母に先生から説明があった。

「肉眼で見て、悪性の物ではなさそうです。これから検査に出します。結果は2週間後の外来受診の時にお伝えします」と。


病室へ到着し、間もなく他の患者さんは夕食の時間。

私も早く食べたいと思えるくらい食欲があった。

1時間程休んでから、酸素やモニターを外し、トイレにも行けたため夕食を出してもらった。

お腹空いてたため見事完食!

軽い生理痛程度の痛みがあるけど我慢できた。

出血も少量。


食後、落ち着いてから旦那に電話した。

「もう子供はいらない。3人目は諦める」と話した。