いのちの祭り〜みんなが夢♡

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”あなたの夢は何ですか?”

愛と夢が織りなす新七夕物語

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富士夢祭り2018

富士夢神輿1日目
7月7日(土)七夕、8日(日)

今年は七夕からはじまり、旧暦七夕富士山頂に夢を繋ぎます。
まずは、神輿と共に弟子屈町で開かれる100km歩こうよ大会に出場。

前日6日、旭川から長い長い時間をかけ、道東の弟子屈町へ神輿を運ぶ。
滋賀から絵理さんが来てくれ、去年共に神輿を引いた冬馬と三人で参加。

車で4時間半かけて弟子屈に着き、受付に向かう。
そこには懐かしい実行委員が笑顔で迎えてくれる。
前夜祭がはじまり、懐かしい再会もちらほら。
弟子屈町の祭り太鼓はオープニグにぴったり!
力強い太鼓が鳴り響き私のハートにグサグサも響く💓
改めて祭りのエネルギーは命の鼓動を呼び覚ます日本人が昔から大切にしてきたことなんだなとしみじみ思う。




美味しい食事、山盛りの蟹を頂き懐かしい方と会話し、抽選会では100kmのジャガイモゲット!
そうして次の日に備える。





7月7日7時15分より開会式。

私は、4度目の出場。24時間で100km、完歩したことはないので今年達成を目指し8時過ぎ出発!




スタッフに見送られ北海道の大自然を歩く!

こんな幸せなことはない。

そしてそこには仲間が2人!

幸せをしみじみ味わった。

新作のお神輿は
元旦那様、次男と三人で2日で作り上げた。自分で作った青神輿にめっちゃ惚れる(笑)なかなかの上出来!

神輿は絵理さんが引いてくれる。




硫黄山を過ぎ、

屈斜路湖のほとりを歩き第1チェックポイントの砂湯へ到着。
2時間ちょっとで14km。軽食を頂き第2チェックポイントへ




7.5km先の屈斜路コタンでは、美味しい豚汁とおにぎり、摩周ラムネを頂き、あんまりゆっくりしてると身体が冷えるので次へと向かう。



今日の気温は13.5℃度。13回やってる大会で一番気温が低いとのこと。



神輿を引く絵理さんは歩くのが早く追いつけない。冬馬と絵理さんが先を行く。
途中雨が降ってくる。
牛さんや馬さんを横目にひたすら歩く。歩く。歩く。千葉や東京、道内から参加の方と話をしながら歩く。みんな超人ばっかで驚く(笑)



休憩所の札友内寿の家でアイスを頂き再び出発。
どこまでも果てしなくまっすぐな道。人もいない。

そうして第3チェックポイント道の駅摩周温泉までは1人で歩く。ここまで35.1km



雨も強くなり上着は着ていたものの下は履いてなくてズボンが濡れてびちゃびちゃ。足腰の痛みも出てきてマッサージしてもらい、カッパのパンツを借りる。寒くて進めるのか?!足は重い!
お神輿を引く絵理さんは一足早く出発。先を行く!

次の休憩所まで7.4km冬馬がサポートしてくれる。重く痛い足。そしておまけに冷えていて、なかなか思うように歩けない。でも時間制限もあるので少しスピードアップ。"わっしょい"の掛け声をかけ始めるとみるみる足が軽くなるから不思議。何人か追い越し"わっしょい"がみんなを元氣にして行く。みんなが元氣になると自分も元氣になって行く。
なんとか42.5kmの休憩ポイントまで行き、身体を温める。

日も暮れてきて辺りが暗くなってくる。


どの位歩けば次のポイントへ行くのか?!
ひたすら"わっしょい"と共に歩く。
途中仲間の作った地球テーマパークの歌を歌うとたちまち身体が楽になるから不思議。
歌を歌いながらノリノリで歩き始めた。
次のポイントは900高原。なかなか入り口までたどり着かない。長い長い道のり。
ようやく高原入り口に到着し、そこからはずっとずっとずっーと上り坂。
初めて参加した時は1cm足を踏み出すのも辛かった上り坂。今回は、"わっしょい"の掛け声で休まず登った。途中何度も何度も休みたくなるけど歩みを止めると登りきれないと思うので休まず歩く。ラストスパートは辛過ぎて涙が止まらない。
それでも冬馬のサポートでなんとか第4チェックポイント900高原到着!48.7km!

摩周蕎麦を食べマッサージを受けて出発時間最終ギリギリ次のポイントへと出発。

歩き始めはまるでロボットのように身体が動かず、何でこんな雨の夜道、私達歩いてるんだーっ!くそーっ!って言いながら登った山を下った。下りもきつい。街灯もない。真っ暗闇。
熊が出てきても見えない。途中狐か?狸が横をすり抜けびっくりぽん!

熊も雨も痛みも吹き飛ばすためひたすら"わっしょい"言い続ける。
"わっしょい"は魔法の言葉。

歩いても歩いても次のポイントへはたどり着かない。途中寒くてトイレに行きたくなるがトイレもない。しばらく歩くと病院が見えた。病院のトイレを借りて再出発。摩周駅が見えてきて、休憩ポイントだが休まず通り過ぎ、第5チェックポイントへ向かう。
警備の方が案内してくれる。
気温は8℃この寒さの中サポーターの方も大変。皆さん本当にありがとうございます。

ローソンが見えたら右折だよと教えてくれるが、歩けど歩けどローソンが見えない。
長い長い道のり。
何度も何度も辞めたくなる。足腰痛くて泣きそうになる。どこまでもどこまでも歩いてもなかなかチェックポイントが見えてこない。
人に見えてあそこかなと思うがただの看板。
何度も何度もそんなことを繰り返し、
ようやく光が見えてきてもなかなかたどり着かない。もう辞めたくなるが雨の中止まることも出来ず歩き続ける。
痛いよぉ。辛いよぉ〜。愚痴も出てくるが冬馬は愚痴一つ言わず支えてくれる。

そうして第5チェックポイント風曜日さんに到着したのは1時半近かった。


寒さと疲れでご飯も喉を通らない。身体も動かない。もう限界。60.2km地点でリタイアを決意。
今年も完歩できなかった(T_T)

神輿は冬馬と絵理さんに託した。
雨が激しくなる中2人は次のポイントへと向かった。あの2人には感心する。本当に感謝しかない。

私はスタート地点へ車で運ばれ体育館で就寝。
支えてもらわないともう身体が動かない…

寒さと雨が続く中無事2人のゴールを願う。

朝は早めに目が覚め体育館ではたこ焼きが焼かれて運ばれてきた。冬馬と絵理さんは今どの辺を歩いているのだろう?ゴール最終時間まで3時間半。間に合うのかな?間に合って無事ゴールして欲しいと願う。

一人、二人とパラパラゴールの人が見える。

私は身体がバキバキ立つこともやっと。びっこ引きながら歩く。みさこさんにマッサージをしてもらう。マッサージと言っても軽く触れてトントンカナヅチのようなもので叩くだけで楽になるから不思議。
みさこさんが私の身体を吹き返し元氣にしてくれる。ホント感謝。感謝。そうして人の有り難みを感じて居たら「神輿がゴールするよ」と実行委員長の言葉が流れる。

今か今かと神輿のゴールを待つ。

9時7分神輿と冬馬と絵理さん、100km完歩!
おめでとう🎊㊗️🎉



ゴールと同時に倒れこんだ冬馬!


絵理さんは余裕の表情!
本当にお疲れさま&ありがとう✨

9時半からの閉会式に参加し100km歩こうよ大会は無事終了しました。

雨脚が強まる中中止になるかどうかをドキドキしながら進めてくれた実行員の方々、寒さの中道案内をしてくれた警備員の方々、弟子屈町民の皆様が食事を作ってくれたり、場を提供してくれたり、本当に町中一丸となって作り上げる大会が13年も続けられてきたことに感謝と共に素晴らしい大会に参加でき、今年の富士夢祭り2018をスタート出来たこと嬉しく思います。

が、しかし、目標の完歩はできなかった私。
かなり悲しい。みんなと一緒にゴールしたかった。何度チャレンジしても100kmの壁は超えられないのか?!
悲しさと悔しさだけが残る…