今1日1食のメリットが身体によいと言われています。 

「一日一食 40歳を過ぎたら、食べなくていい」の著者で、医師の石原結實さんは20年以上、1日1食を実践。石原さんは「メタボリックシンドロームや高脂血症などになる人の多くが栄養過剰者。おなかいっぱい食べられるようになったのは最近で、人類の歴史は飢餓の歴史でもあり、空腹の方が体に向いている」と語る。


 

腹八分が健康に良いとされているのに、

なのになぜ医者は小食を勧めないのでしょうか

ロシアの文豪トルストイは、59歳にして肉食を絶ち、人は「動物の肉を食することを神が許した。と信じている。

そして罪悪感を感じることなく動物を食べるが間違いである。動物を憐れみ殺してはいけない

それは人間の心の中に書き記されている真理である」

と書かれています。

 

肉を絶ったからと言って性格が穏やかになるとか、イライラしなくなるとかよく聞きますが

生まれ持った性質は変わりません。まあそれでも若干の変化はみられるようですが。

ですが偉人やエリートと言われる人々の多くが皆小食ということが判明!

まぁ身分の高い人で汗かきながらガツガツ大食いする人って見ませんね。

ちなみに刑務所受刑者は標準体重 BMI 体脂肪率が標準で

血色もよく腎臓や肝臓も綺麗な色をしています。昔ホリエモンが出所した時の体系や顔色を見て

総合的にみるとあの食生活は健康的ですね。

 

千利休は食は飢えぬ程度で十分 家は雨が降らねばよし。質素の精神を貫きました。

「人の運は食にあり」

江戸時代の秀でた観相家 水野南北先生が残した言葉です。南北先生は死相が現れた恐怖からお酒を断ち、食事は麦と豆だけに慎みました。

一日に麦1・5合と酒は1合。

お米は餅すら食べず一汁一菜。自ら節制して

晩年は相法の類を見ない権威者となり、門弟子600余名、屋敷一丁四方 蔵七棟の産をなしたと伝えられています。

食を楽しむというような根性は成功は望めない。

小食のものは死病の苦しみ長患いがない。

サケ肉を多く食べて、太っているものは生涯、出世栄達なし

 

つねに暴飲暴食の人間は運勢は一定しない

貧乏で美食するものは働いても楽にならず一生苦労する。

と食の節制を唱えています。

 

私が共感した部分は

 

節約は吉、ケチは大凶である。人をもてなすときは盛大にもてなすこと。

自分が食を接しているからと言ってそれを押し付けてはいけない。

昔の武士は合戦の時は1日5食食べて胃を広げるが、非常時には大食は構わない

 

いつもご飯を3膳食べる人なら、2膳だけにしておいて、1膳を神に献じる

そうすれば、どんな願いごとでも叶えられる。

小さい願いごとなら1年で、普通の願いごとなら3年、そして大望は10年で叶うのである。

 

食事の量と時間を一定にして常に腹八分を心がけ、神様に献じる

 

つまり身の丈を知るというのが大事なんですね。

私の場合1日1食というわけにいかず、間食にパンやヨーグルトなど食べてしまいます。

夜はお酒少々、一食の食習慣ですが、特に問題ありません。たまに空腹を感じることもありますが、すこぶる体調はいいし

 

逆にお腹がすいていないときは無理に食べないようになりました。これだけで虫歯もなくなり

太ることもなく適正体重です。

 

外食ではケーキも食べますが

量を減らすことで逆に食事のありがたみを感じるようになりました。

美食も大事ですが、日本人は食にこだわりすぎです。

最近は美味しいものを食べることが開運とか

スピリチュアルブログをよく見かけますが、たとえ残さず食べたといっても食料を生産できる農地には限りがあります。

先進国の日本ですら食料自給率はカロリーベースで38%

食に対するこだわりもいいですが小食、腹八分を教訓にしたいですね。