いよいよ残り3戦となったワールドカップのアジア地区最終予選
13日に行なわれたイラク戦。日本は健闘するも勝ち点3には及ばず1‐1の引き分け。
イラクはグループBの5位。数字だけ見れば大勝できる相手です。しかし結果はコーナーからの得点のみ。この試合の最大の誤算は、吉田と川島の連係ミスを突かれて自滅的な失点。この引き分けでまたまたハリル監督解任論が再燃していますが、ハリル監督だけに帰せられるものではないと思います。危ないシーンは何度もあったしむしろドローで良く持ちこたえたなという印象。
連係ミスもそうだけど惜しかったのが酒井選手。。裏に回ったのはいいが無駄にワンタッチしてクロスのタイミングを逃してコースがずれてしまい、ゴール前フリーだった大迫選手に合わせられず…オフサイドで迷ったのかもしれない、一瞬の判断ミスは経験豊富な選手でもあるけど、あまりに勿体ない。大迫選手がキレるのもわかります。大迫選手って線が細くて失礼ながら可愛らしいイメージだったんですけど、あんなに激高する選手だったとは。
こういう強いモチベーションを持った選手が今の日本代表には必要です。
あとどうして布陣をいじってしまったのか。トップ下にこれまで左ウィングで使ってきた原口選手を配置、怪我人が多く苦渋の策であったかもしれないが、なぜイラク相手に試したのか。。。
個人的に途中出場の酒井K選手。流れに入っていけてないし ちょっとしたミスも毎回気になります。
しかしイラクも人道危機やテロで過酷な状況の中、絶対負けるわけにはいかない、選手たちのプレーから
その必死な思いが伝わってきて胸が痛いです。勝利の裏側で、困窮した生活を送る人々の事も想像してほしい。
次の対戦はオーストラリア。そして多額のお金をばらまいて疑惑の判定に審判買収とマネーゲームの噂がささやかれている石油大国サウジ。この国の凄いところは国を挙げて代表を支援する体制
監督は2010年、オランダを準優勝に導いたファンマルバイク名将。
年俸4億円の巨額オファーで招聘、
しかもw杯出場したら5億円のボーナスなんだとか。確かに就任以降のサウジはグループでも高得点で圧倒的攻撃力のチームです。凄いのは最終予選8得点のうち、7得点を後半に取っているチーム。どこまでマネーの力が通用するのか楽しみです。とにかく最終予選は残り2試合。8/31の豪州戦には万全のコンディションで無駄なファウルを与えず勝ち点3を取ってほしいです、もしグループ3位になった場合は、プレーオフで韓国との対戦も。それも案外、楽しいのかも。