日本毛皮協会で開催されたファー・オブ・ザ・イヤーの模様が明らかになりました。

毛皮デザインコンテスト2008では女優・田丸麻紀(29)と俳優・成宮寛貴(25)が、最も毛皮が似合う芸能人「ファー・オブ・ザ・イヤー2008」に選ばれました。

ジーンズにチンチラのパーカーを合わせた成宮さん

 
ポコポンモード(・∀・)
 
 


よくわからなぃけど、うまく着こなしているのでしょうか...?

5百万のコートにぬいぐるみ...いったい何匹分のチンチラが使われているんでしょう。 リラックマウェディングドレスブーツ

「毛皮を着るとものすごくなんか力がわいてくる。」

「こうやって動物が形を変えて自分を癒してくれる。」

動物に感謝しながら、今後こういうステキなコートが似合うような男になっていきたいなという風に思っています。」とコメント

 

ププッ・・・バカっぽい..

まぁ事務所が用意したコメントなんでしょうけど。
どうぞ頑張って毛皮が似合う男になってください。

 

毛皮協会の収支報告を簡単にまとめてみました。

いっぱい項目があったから収支計算書しか見てないけど(´・ω・):;*メガネ

※収支計算書は、収入と支出、資金の出入りを計上するもの

 

・今年は 4455万円事業費に支出する予定でしたが

4816万円、支出が増え、360万くらい余分に使用

・来年度の予算は、円高ドル安の影響を受けてお金

国際毛皮連盟の助成金が30,020,550千万から2700万円に減る見通し(一ドル=102円)

このままぃけば大幅な減額です。

 

・来年度のデザインコンテストは予算 1535万円の予定

・今年のファーオブザイヤーの予算は大体1400万円(来年度の決算で明らかになります。)

ちなみに前年のファーオブザイヤーは800万でした。どうやら今年は盛大に開催されたようです

 

今年度の資産合計1億1297万6560円   

 

今年度からの戦略はメンズファッションの毛皮PR

チーム・マイナス6%運動への参加

地球環境と自然保護を訴える活動。世界の環境保護団体と密接な交流

今年度の退会会員は3社 本会員69社

 

全体的な支出では主に宣伝・広報事業などに力を入れているようです。

大幅な増益は見られませんがトータルでは300万ほどのマイナス。赤字というほどではありません。
 

福岡市のホテルで先日開催された、毛皮製品のブランド「ロイヤル チエ」によるファッションショー。

08年のテーマは環境問題を意識したはーと「エコ・ハーモニー」バッグ

コレクション52点を発表。エコ繊維と毛皮をコラボしたアイテムなど多数。ぼー

ファーブランド「ロイヤルチエ」が提案するシーズンレスファーがじわりと広がっている。スタートした昨年は完売、今年も早々オーダーを受けた。毛皮は冬という従来のイメージをくつがえし、春夏の潜在需要を掘り起こす。また、さきごろ発表した帝人ファイバーのエコ素材と組み合わせた新シリーズは、海外の反響が大きく、NY店でも販売がスタートした。(日本繊維新聞から引用)

 

デザイナー今井千恵
 
 
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「毛皮はリメークして次世代に引き継ぐことができ、土にもかえる環境対応素材。動物は養殖なので生態系も壊さない」と今井さん。 とここでもエコ。

毛皮協会のPRも「地球を守る」「冬には、暖房を使わないで6℃下げて、毛皮を着て過ごすこと

 ファーとエコロジーの融合とか・・・地球コリラックマ

エコ旋風に流れを持っていきたいんでしょぅが例えが極端過ぎる。

今は毛皮だけの商品はほとんどありません。

毛皮は土に還る優しい天然素材だと強調してますが

実際、バッグや洋服の一部に毛皮が使われている商品が殆どで、

捨てるときにいちいち分別などしていなぃでしょう。仕上げ工程では染色に有機溶剤も使うし製造では石油も使用してクロム化合物なども排出します。

なめし工程なんてホントヤバい。

まあどんな業種も土壌汚染物質は検出されるので、対して変わらないと思います。

 

毛皮は環境に良いから動物を犠牲にするのは仕方ない。と遠回しに言っていますが、生産や処分方法について細かい部分が語られていない。

飼育や生産工程の実態についてはこう言及しています。

デザイナー今井千恵さん。

「安価で大量生産を目的とした劣悪な工場が存在しているのは事実。ですが、ショッキングな映像だけがファー業界全体の事実ではありません。自分たちが取り扱う毛皮は、自然界の動物を捕獲しているのではなく、きちんとした環境で養殖されています。」

(生きたまま毛皮?それは一部の業者が行っていることで私たちには関係ありません。苦しめずに薬でちゃんと殺しています。毛皮製品は悪くないです。)

 

無関心なわけではないのでしょうが、

動物福祉において何か意義ある活動をしているのでしょうか?

いくらエコや魅力的なデザインに取り組もうが毛皮に未来はない。

もう大手アパレルもブランドも毛皮は下品なイメージとして使わないですよ。この流れは止まらないです。

 

 

自らのブランドが生き残っていくためには、本気で環境改善した方がいい。動物の命が一枚の毛皮となる。そしてこの毛皮を一生大切にしてもらうために、この毛皮という売り方を素晴らしいものにする、

それこそyoutubeチャンネルで毛皮のイメージ向上。環境改善のために発信すればどうですか。効果は違うと思いますよ。

 

ラビットの毛皮の生産レポの実態。

 

そして現在の毛皮業界のほうですが、

 

・アパレル最大手のオンワードホールディングス(HD)「23区」「組曲」など百貨店向けに展開しています。

「ブランド力向上だけが生き残る道」と代表者水野氏

毛皮事業の立ち上げでは新規取引先の開拓から任されており苦戦 

海外事業強化の一環としてジルサンダーを1億6700万ユーロ(約264億円)で買収

 

・東京毛皮貿易 こちらはネット部門「インターネットショップ」閉店(2008年2月)

 

・三陽商会(総合ファッションアパレル企業) 雑誌「CanCam」でも人気モデルがFOXファー付コートなど着用。

6月中間決算では最終赤字4億円、婦人服低迷

 

原皮の価格も高騰しています。ヽ(゚◇゚ )ノ

 

2008年1~4月の中国での主要繊維(毛皮) 金額単位:億米ドル

 

毛皮衣料:226トン

前年同期比は-9・5%(約一割) 金額は0.31%(3100万ドル)¥

全体量は一割弱へって、単価がやや値上がり、ということでしょうか。


中国内では富裕層による毛皮需要が広まっていて今後も毛皮市場規模は拡大していくでしょう。

 

日本の毛皮メーカーはエコ・低価格化を武器に市場の動きに対応しています。

このまま原油高騰が続けばフェイクのコスト対策も限界です。

 

最近ではなぜか本物の毛皮を「フェイクファー」と表示して販売したり

毛皮・ファー専門店でもフェイクを提供しているお店も・・・

これってほぼ、合成繊維が、天然の毛皮を超えたということですよね。

世界でもトップレベルの日本の合成繊維

国内でも競争力を強化してより一層素晴らしい新製品を開発してもらいたいです。

 

最後に毛皮を購入する方へお願いがあります。もし毛皮を持ちたいのであれば..

自己満足と引き換えに犠牲になる命に対してその毛皮を

 

一生大切にする

 

という覚悟でで購入してほしい。

そして毛皮反対の方は中途半端な信念で唱えないで、一生その姿勢を貫いてほしいです。

 

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GOODENOUGH・(グッドイナフ)

藤原ヒロシ氏が関わる

裏原というカルチャーを生み出した中心的カリスマブランド

一時はリリースされる全てのアイテムがプレミア化するほどその人気は過熱。現在もその人気は衰えを知らず、

タグの横には、動物愛護の『毛皮禁止』のマーク nofur

デザイナーは非公開見猿

 

 
 
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