こんばんは、華音です。

昨夜、義両親の家の電話がなりました。
わたし宛の電話だと、慌てた様子で義母がインターフォン越しに。
誰かが亡くなった知らせだと。

てっきり、わたしの母親が亡くなったのかと思いました。
理由あって、絶縁状態のわたしと実母。
2年前に引っ越した家の新しい電話番号も教えてない。

どきっとしました。
仲が悪いとはいえ、母親の死・・・・。
でも違いました。

年賀状で年に一度、やり取りする程度に、遠いところに住んでいる従兄弟からの電話でした。
母方の叔母が亡くなったと。
心筋梗塞で、昨日の朝、朝食の後、トイレで亡くなったと。

わたしが大学生の頃、大学の講座のボランティアで、親戚の住む遠い街に行った時、久しぶりに2日ほど、お世話になった・・・・。
その時以来お会いしていない。

実父が亡くなったとき、電話で知らせた。
それが会話した最後。

あまりにも、会ってない時間が長すぎて、顔も思い出せなかった。

ただ、幼い頃は、よく母に連れられて夏休みに里帰りした。
わたしの記憶の中では、数少ない幸せな記憶。
歳の離れた従兄弟のお兄ちゃん、お姉ちゃんに遊んでもらった、楽しかった記憶。
優しかった叔父さん、叔母さん。
いろんな思い出が、思い浮かんでくる。
嫌な思い出は一つもない。
里帰り中は、母親も機嫌が良く、父親はほぼついて来なかったから、とても穏やかで幸せな、暖かい平和な時間がそこにはあった。暴力のない当たり前の普通の暮らし。

妹が小学生になった頃から、里帰りもしなくなった。次第に、縁遠くなったな。

実際、おばさんたちも従兄弟たちも、わたしや妹の結婚式にも来なかったし。
父の葬式も、家族葬でこじんまりやったので、遠い親戚は呼ばなかった。

年賀状だけのお付き合いだったのに、突然、電話がかかってきてびっくりした。
なんか、母との縁がまた繋がってしまったようで、すごく嫌な感じがした。

従兄弟に、電話番号を教えてしまったから、また母に知られてしまったかもしれない。
ただそれだけが、怖い・・・・

今日、お香典袋買ってきました。
明日、現金書留で郵送します。
叔母さんには、感謝の気持ちを送りたいです。
本来は、お葬式に参列したいけど、遠すぎるし、わたしも仕事やら家庭の事情があって、なかなか行くのは難しい。

90歳を少し超えての大往生、最後の最後は、苦しまなかったそうです。
年老いてから、大病を次々患って大変だったと聞きました。何度も大きな手術に耐え、痛い思いもいっぱいしたと聞きました。
きっと、今は、楽になって眠っていると思います。

遠くから、心から、手を合わせます。
どうぞ、安らかに。

そして、わたしの日常に、要らぬ波風が立ちませんように・・・・・・。
叔母さん、見守っていてください。

追伸:Dハウスの記事、書こうと思ってたけど、なんかそんな気分にならなくて。
ごめんなさい。もう少し気持ちが落ち着いたら書きます。

華音でした。