こんにちは、華音です。
今日は、お家のお話ではないです。
なので、興味ない方は、ここまででお願いします。ハウチュの限定記事は、少しづつ、公開しますので、今しばらくお時間をくださいませ。

昨日買ってきたお花です、次男の心が少しでも癒されますように。カーネーション、もうすぐ母の日ですよね照れ











さて、次男の話です。(長文です。)

明日、予約していた心療内科に次男を連れていきます。
診察のために、次男がどんな風に扱われて、どんな言葉を投げつけられ、壊されていったのか・・・・わたしが、次男から聞いた断片的な話を、整理するために、ここに書いてみようと思います。

次男が、問題の職場に転勤になったのは、3月11日、初出勤でした。
職場の形態が全く違うのに、初出勤の日から上司とは会えなかったそうです。何もわからないまま、今までやったこともない部門を10以上も任され(前の職場では2部門担当)、何の教育も指導もないまま、手探りで仕事をしていたそうです。


ただ、上司がいない間、他の職場からの応援があり、その方々にはわからないことを少しではあるけれど、教えてもらっていたそうです。

問題だったのは、上司と一緒に顔を合わせて仕事をするようになってからだそうです。

大声を上げて怒鳴るという態度ではないらしいが、ネチネチと長時間説教を垂れるタイプらしく。作業時間を大幅に割かれるのだそうです。
ひどい時には1時間に一度、バックルームに呼びつけられ、短くても15分、長いと30分以上ネチネチやられたそうです。
上司が出る日は、全く仕事がはかどらないと嘆いていました。

次男の心を壊した言葉たちを書きます。

「今まで配属された新人の中で一番できが悪い」
「そんなことぐらい、教えられなくても、自己判断できなければ、アルバイト以下だ」
「上司の指示が一番の優先事項に決まってる、そうだろう?」
「接客に時間をかけすぎ、とろい、さっさとこなせ」
「俺は、先月1日しか休日をとってないんや、お前もそれぐらい愛社精神を見せろ」
「お前は前の職場に必要のない人間だったから、転勤になったんや、そんなこと考えればわかるやろ、そんな風に考えて見たことはないんか」
「辞めろとは言ってないんやぞ、でもな考えてみろ」

やることなすこと全て否定され、指導を受けてないこともやらされ、ミスをすると「そんなこともできないのか」と叱責され、昼休みもろくに取れず、必死で作業をしても、もともと作業量が多く、やりこなせるわけもないのに。「お前がダメだからできないんや」と何度も何度も責められ続けた結果、次男は、数週間で壊れてしまいました。


最初に明らかにパニック障害ではないかという、症状が現れた。
仕事が休みで、県外に遊びに出かけていた時。
夕方ごろ、帰宅中の電車のなかで、突然起きたそうです。

激しい動悸、呼吸困難、めまい、手足のしびれ、「このまま死んでしまうかもしれない」ような恐怖感、思わず、電車の緊急停止ボタンを押しそうになったそうです。

何とか這うようにして、自宅に帰ったそうですが、それがトラウマになってしまい、それ以降電車に乗れなくなってしまったそうです。

その後も、仕事中、耳鳴りやめまい、頭が回らない、他人事のような現実感が感じられないなどの症状があり、自分のことが全くできなくなったそうです。(食事、家事、買い物など)

生きているのが嫌になり、死にたいと思うようになったらしいです。トイレに行くことすらおっくうで、できる限り我慢するようになったらしい。
もちろん、食事も取れなくなり。眠れなくなり。

それでも、シフトに穴を開けるのは申し訳ないと、職場にだけは行き続けたらしいです。
仕事に行くと、上司は、休みのシフトでも出てきて、パワハラを続けてきたらしいです。
その頃になると、もう仕事もほとんど上の空で、自分が何をしているのか、わからない状態になったらしいです。ミスも増えます。さらに、叱責されます。

毎週のようにフェイスタイムで、話を聞いていたのですが、そこまでひどい状態だというのに気がつけませんでした。親失格です。

4月7日日曜日の夜に、フェイスタイムを繋いだ時、今まで我慢して言わなかったと告白してきました。
翌日、次男は、シフト上休日だったのに、上司に出勤するように強要され(次男から自主的に出勤するように言わせた)、「もう無理」と私たちにSOSを発してきました。

次男の目は、ずっと泳いでいて、明らかに様子がおかしかったです。普通に話していたかと思うと、急に泣き出して、言葉が出なくなったり。
息が苦しい、胸が痛いと訴えていました。めまいもずっと続いていて、歩いていてもふらつくと。

仕事を休んでしばらく休養しなさいと言っても、責任感の強い次男は、「自分が出ないと職場の人が困るから」と言ってなかなか、納得しなかったのですが。


とりあえず、その夜すぐに、上司に、「体調不良のため、しばらく休みます」のメールを出させ、本社に「上司との人間関係の問題が生じ、メンタルに不調を起こしています。休職することになると思います。」と相談のメールを出させました。

次男自身は、混乱状態のため詳細は説明できないため、私の連絡先を知らせ、その後の対応は、全て私がすることを、上司にも本社にも知らせました。(現在、ブロック長とやりとりをしています。)

現在、今月いっぱいは有給休暇を使ってお休みしている状態です。明日の心療内科での診察の結果、診断書をいただいて、治るまで休職という形になると思います。

次男を壊した上司からは、私から電話を入れましたが、電話には出ませんでした。折り返しの電話も一度もなく、謝罪の一言も、お見舞いの一言もありません。そいつに対して、怒りと憎しみでいっぱいですが、そんなやつとやりあってる時間が勿体無いです。

なので、怒りはこころの底に沈め、今は、次男の回復のために、私の全エネルギーを注ぎ込もうと決意しています。

人を育てるのも、人を壊すのも、人の言葉や処遇です。壊すことに何の意味があるのでしょう?
若い人たちを、育ててこそ、大人の責任であり役割であり、この社会、世の中が良くなり、みんなが幸せになるのではないでしょうか?
強い人ばかりじゃありません。
人間の世の中も弱肉強食ですか?

本当に悲しいです。
最近では、ワンコやニャンコを躾けるのにも、「褒めて育てる」方法が推奨されています。
人ならなおさらではないのでしょうか?
これだけ、パワハラだのセクハラだのが、問題になっている世の中なのに、未だにこうした事件が起き続けるのは何故なのでしょうか?

傷つけられた人の気持ちが、わからないのでしょうか?
子供を傷つけられた親の気持ち、わからないのでしょうか?

会社は、パワハラについては、おそらく認めようとはしないと思います。「誤解」という言い方をしています。もう、そこのところでは、争う気はありません。
わからない人にいくら説明しても、きっと理解し合えることはないでしょう。
ただし、次男が完治するまで、しっかり責任を果たしてもらいます、会社として。

明日、どういう診断がくだり、どのような治療が始まるのかわかりませんが。次男が少しでも元気になってくれたらと祈るような気持ちだけです。

家族みんなでしっかり支えていきます。