普通の暮らし
普通の共働き夫婦
仕事が終わったら
お夕食の支度をして
毎日一緒に夜ご飯を食べて
時々休みの日は一緒に出かけて
外食したりお買い物に行ったり
朝から一緒にヨガをしたり
穏やかな日々を過ごしていたわけです
結婚式の準備では夜な夜な
内職をして装飾を作りましたが
夫ペイタくんも非常に協力的で
得意分野のPC作業や
紙を折るチマチマしたことを
深夜2時すぎまで
ふたりでやったりしてね
よく言われる準備期間のケンカはなく
さらにハネムーンでも
タクシーにボラれたり
ヨガのクラスでボラれかけたり
急なスコールで土砂降りの中
結構な距離を歩いて帰ったり
停電になって真っ暗になっちゃったり
蛍がたくさん見られて感動したけども
そういうひとつひとつの出来事が
積み重なっていったころに
不安はなくなっていって
この人となら子育てしていくの
大丈夫なんじゃないかなぁ
と少しずつ思い始め
ここにもう一人加わったら
すごく楽しいのかもしれないなぁ
と考えるようになりました
そして自分のタイムリミットも
もちろん頭の中にはありまして
12月のハネムーンが終わり
次の1年間だけ子供ができるように
頑張ってみようかなと話をしました
「40歳まではまだ少しだけ時間があるので
子供ができるように頑張るけど
できない場合でも不妊治療はしない
お金と体の負担をかけてまで
強く望んでいるわけではなくて
できないときは諦めましょう
ふたりで暮らすことが
きっとふたりの課題で
ふたりだけの生活でも
幸い一緒の趣味もあるし
楽しい人生にしていけたら
理想的なんじゃないかなぁと思う」
そんな話をしたと思います
夫ペイタくんは
あんなにかたくなに欲しくないと
思っていたはずのかおりさんが
あまりにも前向きになっているので
ちょっとビックリしていましたかしら
子供は難しいかもしれないと
初めて伝えた時は
「そうか…
まぁそれなら仕方がないよね」
くらいに思っていたようです
「絶対自分の子供が欲しい」
とかではなかったのですが
ワシの気持ちが変化していったあとも
子供がもしできたら
生活のすべてが変わるし
お金もかかるし責任も出てくる
2人で働いて2人で生活していたのが
1人で3人を養うことになるかもしれなくて
そのへんの話もしつつ
お互いの気持ちを確認して
一緒に目指す方向が
少しずつではありますが
しっかりと定まっていきました
いつも静かに話を聞いてくれて
時々意見を言ってくれて
理解をしてくれる夫ペイタくんには
本当に感謝しています
恋は盲目の図
ワシにはもったいないくらいの人や
viva これにて準備編おわりかな
ばーい