帰省のたびに集まる親友二人。
今回はそのうちの一人が体調をくずし来られなかったので
もう一人の親友と飲んできました。
親友の名前はPちゃん。
今回二人でプリクラを撮ったのですが
Pちゃんの方が断然顔コリほぐしの先生って感じがするなあ、と思うほど
あごがとんがってて目が大きくてキレイ。
美人だけどあたたかくて優しい雰囲気で控えめにしゃべります。
でも控えめにしゃべりながらも喋る内容はいつもおもしろいのです。
今回は控えめ美人な親友Pちゃんの意外な側面についてご紹介しますね。
じわじわ面白さがやってきますよ。
Pちゃんが、Pちゃんの娘さんの習い事のコンクールに
○○県の○○郡を訪れたときの話です。
Pちゃん 「コンクール会場は立派な建物だったんやけど、その周りにはなんにもなくて
でもお昼食べるとこどっかあるやろうって、歩きだしたんよ。
でも会場から700メートルくらい歩いても、なんにも食べるとこなくて。」
私「そんな田舎なんや。」
Pちゃん「人も歩いてなあて、んでしばらくしたら、おばあさんをみつけたんで
「このへんにご飯食べるとこないですか?」って聞いたんよ。
そしたらおばあさんが
「このへんで食べるとこね~~~。て考え込んで
「この先にラーメン屋があったような。。。。」って言うんよ。
それでまた歩いていったんよ。」
私「それで、それで?」
Pちゃん 「そしたら古い小さいラーメン屋があって
ドアを開けてみたら、中で待ってる人がいたぐらい繁盛してたんよ。
で、うわ、嬉しい!こんなとこに美味しいラーメン屋さんがあるんや~って喜んだんやけど
周りの人が食べてるチャーハン見たらぜんぜん美味しそうじゃなかって
ほんまはチャーハンが食べたかったけど、あまりに不味そうだったんでラーメン注文したんよ。」
ラーメンは大盛りにしたかったんやけど、不味かったら困るんで大盛りにはせんかったんよな。
私 「アハハ!大盛りって!? (Pちゃんらしい。Pちゃんは大食いなんです。)
Pちゃん 「で、ラーメンがきて食べてみたら、まあまあ普通に美味しくて、
これだったら大盛りにしてても良かったかなって思って。
そしたら周りのお客さんが食べてるチャーハンがやっぱり気になって。。。」
私 「チャーハンにまだ未練があったんかい!」
Pちゃん 「あはは。 チャーハンってラーメンのスープでつくるでえ。
チャーハンが不味そうって思ったんはチャーハンの色が白かったからなんやけど
スープが透明だったから、チャーハンが白いんかなあ、
もしかしたらめっちゃ美味しいかもしれんって思ってチャーハンも頼んだんよ。」
私 「チャーハン追加したんや。で、どうやったん?」
Pちゃん 「不味かった。。。 ご飯は味がなあて、ピンクのかまぼこが小さく刻まれていっぱい
入ってて、その割に玉ねぎがこんなでっかく切ってて、小さい小さいチャーシュウがちょこっとだけ
入ってて。 で、薄べったくお皿にのってるんよ。」
私 「話し聞いただけで不味そう。」
Pちゃん 「このへんお店がないからお客さん来るんやと思うけど
徳島でやってたら暴れるわ!」
私 「ほんまやな~~。でもPちゃん綺麗な格好してラーメン屋に一人ではいって
ラーメン頼んだ上に不味そうに見えるチャーハン追加するって。。。。」
Pちゃん 「でもな~、そこの店って小さい店のに
カウンターに5人くらいおって、厨房にも人が8人くらいおる感じがあって
店にお客さんいっぱいで、みんながチャーハン食べてたら、食べてみたあなるやろ。」
私 「う、うん。。でも、そんなにお店で働いてる人おったんやあ。。。。
そんだけ人がおるのに、今どきピンクのかまぼこが小さく刻んで大量に入ってて
けど玉ねぎはでっかく切ってあって、ご飯は白いままべちゃってお皿に盛られてるって
誰かなんか意見言われへんのかいな?って感じやわ。」
Pちゃん 「ほんまやわ。」
でも、Pちゃんの話しを聞いていたらそのラーメン屋に行ってみたくなった私でした。
そして私の美しい親友は大食いで好奇心旺盛なのでした。