今週は学校は2日だけあり、昨日はその2日目の終業式だった。
穏やかに遅刻せず行けたのだが終業式帰宅すると様子がおかしい。
「どうした??何かあった?」
「これ・・。」
見ると通知表2が3つある。
4月から7月の通知表だ。
無欠席は6月から。
遅刻は続いていたし、テスト勉強だって家ではできていない。
むしろ2が3つしかついていないのは奇跡だ。
夏休み中補講の呼び出しも今のところない。
次女が頑張った証じゃないか。
母は誇らしい。
しかし次女は泣き出した。
「勧告書に2が2つ以上あったら高校進学は無理だって話だったでしょ?
だから担任に・・」
↓
担任と次女の会話
「2が2つ以上って事はこれって高校進学は無理って事ですよね?」
🧑🏫「高校は辞退したから無理じゃない?」
「そうじゃなくて、私は条件全てクリアした上で高校は違うところに行くつもりでした。
でもこれじゃあ学校から実質切られてしまうって事ですよね?」
🧑🏫「そうだね。学校から切られるって事だね。」
と話は終了したらしい。
次女の中ではずっと今の附属中学の条件クリアを1番の目標に行っていたようだ。
高校受験で内申を出すから、その目標もあって行っていたハズだけども、次女の気持ちの蓋を開ければ附属中学の条件クリアが9割で高校受験の内申提出なんて1割心にあるかないか。母とは真逆だ。
その中で信頼する担任からの
🧑🏫「学校から切られるって事だね。」
の一言に立ち直れなくなってしまったようだ。
「もう学校行く意味ないね・・。」
なんて言って落ち込んでいる。
母は長女の中高一貫校が次女の学校より厳しいけれど出席さえ出来ていれば補講三昧で、なんだかんだで高校に上がっている子がいるのを知った。長女の学校に2、3人そういう子がいるらしい。
ママ友の息子君も中高一貫校の男子校で散々脅されたが無事に今高校3年生だ。
それでも先生方は
🧑🏫👩🏫「後はないぞ!どうするんだ?外部受験するのか?公立行くか?!」
とハッパをかける。
それを知ったからこそ、出席数をクリアして内申2が3つ状態で切られる事はないだろ。と思う。
そして、いつもの担任ならそんな事言わないタイプのハズだが、たまたま終業式終わりから中3 全クラス三者面談。
次女と話し合う時間なんてない。
担任は準備に忙しく、クラスでいくら注意しても私語をやめない子にブチギレて職員室に戻ってしまった出来事もあって余裕がなかったのだろう。
余裕がないと、うっかりミスをする先生なのは元々だ。
次女だって先生のタイプを分かっているはずなのにどうしても言われたくない人からの聞きたくない言い方での一言だったようだ。
私はその話を聞いて一瞬
「担任はアホになったのか?
教育現場(ましてや義務教育中)で保護者がいない場所で生徒を切る、切らないの話するなよ!」教職とは教育者ではないのか?泣くぞコノヤロ。
と腹が立ってしまったが、散々お世話になったし親子共々担任に勝手に期待し過ぎてしまっていたんだ。
次女が2を取らないためには4月から朝イチ授業を出て家でも勉強を続けるしかなかった。
それしかなかったのだがそれは不登校児には酷だし心が回復しなければ無理だ。
だからこの結果はどうにもこうにも避けられない事だった。
母として胸が軋む程可哀想だが、これが現実であり不登校の代償だ。
ただ我が家が「この学校を辞めたくありません!」と粘れるところまで嘘ついていたら今回の先生の一言は避けられたような気がする。
先週末から夏休みの宿題を自ら家で、やり始めて変化がみられてきた時にこれかぁ。
なんともタイミングが残念で仕方ない。
まぁ元々担任のお陰で早期復学出来たのだから担任の一言で行けなくなるのは仕方ない事だ。
夏休み中ゆっくり考え自ら乗り越え割り切らなければ9月からは行けないだろう。
次女よ。
君は母の誇りだ。堂々と生きてくれ。
元気出してくれー。