漫画家さんの訃報のニュース。


最悪な形で終えてしまった事がとても辛く残念です。


脚本家が、プロデューサーが、テレビ局側の対応が…


と色々非難されてしまっていますね。


今回は、漫画家(原作者)さんとドラマを制作する側の方達の意見の相違が大きくなり、最悪の形を迎えてしまったからこその大きなニュースになっていますが、冷静に色々振り返ると、今までもこういったトラブルはよく情報に上がっていたなと。


また、きっと今回の原作者とドラマ制作側の相違だけでなく、いろんな立場でも当てはまっていることだろうなと思います。


監督と脚本

監督(演出)と役者

プロデューサーと監督

プロデューサーと脚本家

事務所とプロデューサー

事務所と役者

等など…


皆きっとそれぞれのプライドや立場や信念があるからこそ。




ただ、今回はやはりお互いの意見が違っている段階での対応がどうだったのかなとおもいます。


◆相手の意見を真摯になって聞き入れる姿勢だったか?頭ごなしに否定していなかったのか?

◆原作と違う形で制作する事に対して、申し訳ないがドラマとしてはこういう形で作らせてほしいと言う思いを説明出来ていたのか?そういう態度で姿勢でいたのか?

◆ドラマ制作側の人達の誰か一人でも中立な立場の人がいなかったのか?


等など…


ハラスメントとかが厳しい時代。

カンファレンスとか、ディスカッションとかをする上で気をつけなければいけないこと。


立場関係なく相手の意見を完全否定しない事。


その人その人の理由があっての思いを意見を伝えているのに、否定されると意見や思いが伝えられなくなり、それが不満や諦めに繋がってしまう。


結果、相手がどう思ったかで決まるハラスメントになる。


否定しても、意見を交わしても、もう片方で見方やフォローがないと、責められた側はずっと心に残るもの。


今回はそれがなく、ドラマ制作側が原作者の方を責めるだけで、フォローをしなかった事が1番大きい事だとおもいます。


誰か一人でも、少しでもフォローがあれば、原作者の見方でいてくれたら死を思い留まってくれたと思います。





自分で何度も思いますが、

注意、批判、意見…

言い方態度によって相手の受け取り方は大きく変わるということ。そして、その後のフォローも必ず必要だと言う事。


これは私も出来ていない事がある。

今回のニュースで改めて反省しないといけないです。


そして、田中圭君がよく言っている。

『チームで作る』

この言葉の意味が凄く突き刺さりました。


特に今のおっさんずラブでは、誰もが

脚本家、監督、キャスト、スタッフ全員の仲が良いと言う。


圭君は本当ギスギスした現場が苦手なのが分かる。

『楽しむ』という言葉への思いだと感じる。

こういう現場作りを心がけている圭君の姿勢を本当に尊敬しています!