こんばんは、( `ー´)ノ

あなたを鍛えて、壊して、癒やす
空手師範の田中です。



「健康的に生きるためには、1日3食が良い」
国立栄養研究所の佐伯 矩博士が、自身の検証結果からこう提唱したのは、1935年のことです。

当時のこの結論は、強ち間違いではないと想います。
しかし、博士が提唱してから80年の歳月が流れています。

生活環境も食事事情も大きく変化しました。

健康になるために1日3食を継続している人たちの多くが、生活習慣病にかかっているという事実。
無視できないですよね!?

そこで、
「現代人に1日3食は必要ない」
と声を上げている人が増えてきました。

私もそのうちの一人ですけど・・・

その理由は二つあり、まず一つが
「日本人の消費カロリーが大きく減少している」
です。

佐伯博士の研究結果によると、当時の日本人労働者の1日の消費カロリーは、
2500~2700Kcal
でした。

80年の時が流れ、私たちの生活はとても便利になり、身体活動が減る一方です。

そこで、佐伯博士が1924年に設立した世界で初めての栄養学校である、佐伯栄養専門学校の方が改めて現代人の消費カロリーを算出したところ、
1日2000~2200Kcal
つまり、80年で500Kcalも落ちているのです。
これは、軽い1食分のカロリーです。

二つ目の理由が、
「カロリー過多の食品が増えている」
です。

日本人の食生活の欧米化、
魚食から肉食へ、
お米からパンへ・・・
小麦粉や砂糖をふんだんに使用した加工食品の増加・・・

1日3食だった時代と比べて、何も考えないで食べているととんでもないカロリーを摂取してしまいます。
そして、カロリーの過剰摂取は様々な生活習慣病を引き起こすきっかけとなっています。

ですから、「1日3食」という概念は、今の時代に合っていないように想います。

一人一人のライフスタイル、生活習慣に合った食生活を送ることが重要です。
解りやすい話、毎日過酷なトレーニングを課しているアスリートと、事務会社員との食生活が同じでは困りますね!

昨年、一躍有名になったラグビー日本代表選手たちは
1日6食
だそうです!?\(◎o◎)/!



そうでないと、あのパフォーマンスを維持することが出来ないのでしょうね。

大切なのは、自分の身体が発する声に耳を傾けて、しっかり聴くこと。
周りの様々な情報に惑わされないで、自分の身体の声を信じましょう!

私は、毎日、空手指導や自分の稽古&トレーニング、ヨガのナビゲート、パーソナルトレーニングの指導など、運動量はそこそこ多いと想いますが、1日2食が良い感じです。

でも、必ずそうすると決めている訳ではありません。
身体が欲すれば、朝食も食べますよ。

甘やかしてはダメですが、自分の身体の声にしっかり耳を傾けることが大切です。
そして、どんな食材をどんなタイミングで食べれば良いのかも・・・

あなたもあなたに合った食生活を送ってくださいね!



【今日の癒やしの1曲】

野生の風 By 今井美樹



知っている人いるのかなぁ・・・
1987年の映画
「漂流教室」
の主題歌です。



原作は、言わずと知れた楳図かずお
そして、監督が巨匠大林宜彦

主演ではありませんでしたが、女優三田佳子さんの演技が素晴らしかった!
多分、三田佳子さんが一番ノッテいた時の作品だと想います。

そして、若かりし頃の今井美樹さんが歌う主題歌「野生の風」。
今井美樹さんの透き通った歌声にマッチした、優しい歌ですね。

大好きな1曲です。