こんばんは、( `ー´)ノ

あなたを鍛えて、壊して、癒やす
空手師範の田中です。


日本人の食事の回数は、もともとは朝食と夕食の2回が主流でしたが、江戸時代後期より生活習慣や労働実態によって1日3食が一般庶民まで広がりました。

厚生労働省のホームページを見ると
「バランスのとれた適切な量の食事を心掛けるとともに、食事をする時間や食べ方などにも注意し、1日3食規則正しく食べましょう」
と書かれています。

しかし、過食に伴う肥満や生活習慣病が叫ばれる昨今、果たしてそれは現代人にとって本当に正しいのでしょうか?

国が「1日3食」を奨励するようになったきっかけは、国立栄養研究所の佐伯 矩医学博士が提唱したことが始まりだそうです。

佐伯博士は、様々な職種の労働者のエネルギー代謝を調査して、その平均値を算出しました。
その結果は
「1日2500~2700Kcal」
でした。

1935年のことです。

当時は、現在のような高カロリーの食品は無く、1日2食でこれだけのカロリーを摂取することは難しいと判断した佐伯博士は、
「1日3食を栄養バランスを考えて摂る」
ことを奨励しました。

なるほど、そんな明確な根拠があったのですね。
思わず納得してしまいます。

しかし、佐伯博士が提唱してから80年という歳月が流れています。
日本の、いや世界の食事事情は大きく変わりました。

国が奨励している
「健康のために」1日3食を食べている人たちの多くが、当たり前のように生活習慣病を発症させています。

その現状から、
「現代人に1日3食は必要ない」
という声も広がってきました。

次回は、その理由についてお話しします。


*参考文献
<日本人の食事回数を再考する> 1日3食は正しいのか?
http://number.bunshun.jp/articles/-/820968


「プロ格闘家琉 できる人の身体のつくり方」
 戸井田カツヤ著




【今日の癒しの1曲】
夢をあきらめないで‘07  By あみん



名曲は、何十年経っても色褪せないですね!
しかも、二十数年ぶりに「あみん」として歌っているのが嬉しい!!