こんにちは、( `ー´)ノ

あなたを鍛えて、壊して、癒やす
空手師範の田中です。



あなたは今日のお昼ご飯、何を食べましたか?

私は、これです。



家から歩いて2,3分のところにあるらーめん屋さんの名物
「台湾らーめん」
に巨大チャーシューてんこ盛り!!

台湾らーめん自体は、カロリーはそんなに高くないのですが、これだけ立派なチャーシューがてんこ盛りではかなりのカロリーかと・・・

午後からしっかり身体を動かさないと・・・・(*^^)v


ということで、ここからが本題。
先の記事で、
「日本人の食生活は、1日2食が基本だった」
といった内容を紹介しました。

1日3食が庶民の間にも広がったのは、江戸時代に入ってからでした。
そのきっかけとなったのが、1657年の「明暦の大火」であるという説があるそうです。



この「明暦の大火」は、江戸の町の6割を焼き尽くすというかなり大きな火事で、ロンドン大火(1666年)、ローマ大火(西暦64年)に並ぶ、「世界三大大火」に数えられているそうです。

江戸幕府は、焼け野原となった江戸の街を再興させるために、全国から大工や職人を中心とした労働者を招集して長時間働かせるようになりました。

すると、当然朝食と夕食だけでは体力が持たない、労働者たちの要望で昼食を提供するようになりました。

これは、1日3食の食習慣が始まったキッカケの諸説ある中での一つです。


明治時代になると、文明開化により1870年に日本初の街灯が登場しました。

すると、それまでは日没とともに一日が終わっていた生活が長くなりました。
一日を長くする照明の登場で一般の人々の労働時間が長くなったことで、お昼休憩の習慣が出来ました。

これにより、最初は武家のみのだった1日3食の食習慣が、身分や階級に関係なく日常化されていったとされています。

ですから、1日3食が一般化したのは百数十年前という、ごく最近のことなんですね・・・

で、ここまでで注目して欲しいことは、日本においては誰が
「1日3食食べなさい」
と奨励したわけではなく、各時代に於いて、それぞれの生活習慣や労働実態に合わせて、自然と1日3食が広がっていった、ということです。

では、いつのころから、何をきっかけに
「健康に生きるために、1日3食栄養バランスの取れた食生活がいい」
と国が奨励するようになったのでしょうか?

次回、お話ししますね!


*参考資料
「プロ格闘家琉 できる人の身体のつくり方」 戸井田カツヤ著