2024年7月1日

夏の北海道ゴルフはゴルファーの憧れだ。年に一度は何かしらの理由をつけて北海道は訪れたいものである。それは、誰もが思うことで北海道会合がこの時期に企画されることは誠にありがたい。今回も業界の未来に向けた会合のためゴルフを絡めて北海道を訪れた。

西日本を中心に警報級の大雨に見舞われたこの日もありがたいことに北海道は晴れだった。飛行機の機内からは函館の様子が綺麗に望まれた。朝、9時前のフライトで11時前に新千歳に到着し、そのままタクシーで桂ゴルフ倶楽部に向かった。気温は19度、涼しい。ジンギスカン定食で昼食をとってから、13時のスタート。こうしてラウンドがはじまった。

桂ゴルフ倶楽部は、今はPGMグループのコースとなっていて、その中でもグレートの高いグランドPGMとなっている。かつてニトリレディースが開催されていたり、近年はニッポンハムレディースが開催されるなどトーナメントコースとしても名高い。新千歳空港からも程近いので本土からのゴルファーには人気のコースになっている。

アウトコース1番からのスタート。1Wでいきなり右の林へ。相変わらず立ち上がりに弱い。フェアウェイに脱出を試みるもバンカーに捕まり、そこから残り60Y地点まで運ぶのがやっとだった。しかしこの60Yを綺麗に振り抜けて4オン1Pでボギーでしのぐことができた。つづく2番では1Wを左の林へ。これも出すだけになったが、今度もアプローチを寄せられて1Pのパー。悪いながらも寄せとパットでスコア的には上々のスタートになった。

3番はトリッキーなロング。ティーショットは3Wでクリーク手前に残るように運び、6Iでフェアウェイに運んだのだが、80Yの3打目をトップ気味に打ってしまい奥のラフへ。これを寄せられずボギーとしてしまった。この日のターニングポイントはこのロング。せっかくラッキーで立ち上がったにもかかわらず取れるところでミスをして、この後の流れを失ってしまった。4番で80Yのアプローチをざっくりやってダボ。5番はショットのミス。こうなるとどうしても手でなんとかしようと上半身に頼ってしまう。7番で再びティーショットを右に曲げて、そこから脱出できず、焦って挽回しようとしたショットがオーバーし、寄せも失敗して8。9番は身体で打つことを思い出してティーショットを成功するも、セカンドを欲張ってバンカーに入れ、出せず寄らずで7。こうしてすっかり荒れたゴルフになってしまった。前半は49。

スループレーなので休憩はない。それでも身体で打とうと修正をし少しは立ち直りの兆しもあったが、12番でやはりバンカーに入れてこれを出せずにダボ。根本的にバンカーに恐怖心がある。この後はパーチャンスに持ってくることもできなかった。桂はこんなに難しかったのか。結局後半も47で、96のラウンドとなってしまった。

いいショットもあるだけにそれを常に出せる安定感がほしい。またベント芝のアプローチもしっかり打ち込めるようにしていきたい。バンカーも克服したい。せっかく北海道に来ていいコースで回っているのに雑なゴルフをしてはもったいない。なんとも課題の多いラウンドになった。