[ 杜野家(くまりアンさん家)の場合・・・]
くまりアンの息子・・杜野 静魔(もりの しずま) は、アイドルが逃げ出す・ほどの、可愛い容姿と・・いつも、(*´ω`*)ニコニコしていて、天使のような少年・・・・・・・・外見は・・・・
くまりアンも母となり、それなりに~親らしくしようと努力していた・・・
家庭は、順風満帆・平和そのもので・不満もなかったが・・気がかりが一つだけあった。息子の静魔の事である。
「シズ君(静魔)・・可愛いから~~いじめられてないか・・心配です~
悩みがないか・・聞いてみるです~~!」 静魔は、リビングのソファーで、寝そべっていた。トテトテトテ(くまりアンの足音)・・・「シズ君!」
「・・・何~?ママ・・」静魔は、目を開ける・・天使の目覚め・とは、こんなものだろうと、思わせる仕草だった。息子の悩みを聞き出そうと・くまりアンは、奇妙なポーズで身構えて・それなりに真剣な顔で話し出す・・
「シズ君~・・・何か悩んでないですか~~~?!」ポカン・と聞いていた静魔が・・・う~~~~~~~~~~ん・・・と!考える素振りを見せて・・・ 「そうだ!商店街の、たいやき屋さん!味が落ちたよね~?」
「は!?確かに~そうです~~!以前は~もっと!あんこが~~・・」
くまりアン我に返る・・「は!?そういうのじゃないです~~~!ママは~シズ君が!いじめられてないか~~心配してるです~~!!」
静魔は、ソファーから体を起こす。そして、微笑を浮かべながら・・・・
「ハハハ!そんな事・全然ないよ~?・・・それに・ね!ママ・・ボク、意外と強いんだよ~?」静魔の顔は、自信に満ちていた・・・・
自信過剰な、息子を諌めようと・・くまりアンは、母親らしく説教をした。
「シズ君~!そういうのを~~井の中のオカズって!言うです~~!」
「・・・・・え?胃の中のオカズ???それじゃ~ママ~お昼に食べた
コロッケだよ~~!」「・・・ポテトサラダと~~エビフライもです~~~
間違えたです~~(´(ェ)`)!」アハハハハハハハーー!親子で爆笑しだす・・所詮・・くまりアンには、人にお説教するなど、無理な事だった。
だが・・・静魔の言った事は・・本当だった・・
平凡に、日々ノホホーン・・と過ごしていた静魔が、怒った事は・・たった一度だけ。高校1年生の時・・その当時以前から、女子から絶大な人気があった、静魔は・・誰も相手にすることなく~適当に学園生活を送っていた。成績は、全てオール3・まるで、ワザと手を抜いているとしか思えないほど、全て平均点だった・・・ そんな、ある日・・・・・
有名政治家の、ドラ息子が転校してきた。この・・ドラ息子は、半グレ気取りのバカ息子で、親の権力と財力で・・それなりのチンピラ集団を束ねていた。そんな、バカドラ息子が・・・静魔に、ちょっかいを出すようになった。だが・・いつも、うまくスルーしていく静魔に腹を立て・・ある日、
校庭に仲間を集め、静魔を取り囲んだ・・・・ その数130人
「おい!オカマ野郎!泣いて土下座しろ!!そうすればー生きて帰してやろう・・ヒッヒッヒ・・」バカドラ息子の目的は・・女生徒達の前で、静魔を辱める事だった。しかし・・静魔は、黙って校舎の方へ・・・
「逃げるのかー?オカマ野郎・・そうだ!知ってるかー?こいつの親父!ただの門番やってるって!ヘヘヘヘ!それにー!母親!あったま悪そーな、パー女だって!ヘヘヘヘヘヘヘー!」政治家の父から聞いたのか・・静魔の父・無名院(むみょういん)が、皇居の裏門を警備している事を知っていた。 不意に・・・・・・・静魔の足が止まる。
「ボクの事は、何を言っても・・虫の鳴き声だと思ってやる・・・・・・・・・・・
けど・・・家族をけなすことは・・・・・・許さない!」
静魔が・・ゆっくり・・・振り向く。その顔は、微笑んでいたが・・いつもの天使の微笑みではなく・・・・・・堕天使の微笑みだった。
130人のチンピラが、地べたに横たわる時間・わずか3分・・不思議な格闘術で、一瞬で倒されていった。この事件は、有名政治家の息子が関わっていたからか?無かった事にされる。その直後・・その政治家も、何故か、汚職収賄が発覚し・政治家生命を絶たれ・・一家は、離散したのだった・・・・・ それ以来、静魔は・・相変わらず女子の人気は、凄かったが・・・恐れられるようになった。
[ 隼人家(みーこさん家)の場合・・・]
みーこの息子・・隼人 翔武(はやと しょうぶ)は、どこか・・憂いを帯びた美貌の持ち主で・・口数が少なく・クールで、白銀の刀をイメージさせるような、少年だった。そして・・誰よりも、正義を重んじていた・・・
「おい!ショー(翔武の事)!たまには、店(猫カフェ・漱石)にも、顔を出しなよ!」みーこが、お玉を振りかざし・息子・翔武に話しかける。
キンッ!静かに・・翔武が、木刀で受け止める。「忙しい・・・。」
「はあ~?だいたい、お前!剣道部でもないのに、何で!朝練やってるんだよ?」みーこは、お玉と・しゃもじの二刀流を振りかざす!
キン!コン!「いい加減にしろよ!母さん!!週3で、手伝ってるだろうが!」寡黙な翔武が・・唯一・饒舌になる相手は、母のみーこだけだった。
「ショー!アンタが、店に出ると・・アンタ目当ての女の子達が来て、売上が上がるんだよ!ヒッヒッヒッヒッヒ・・」みーこが、妖怪のように笑う。「オレが・・奥で、皿洗いしてるだけで・・何で売上が上がるんだ?」翔武が、不思議そうな顔をする。
「女の子達にはさ!これ!ウチの息子の手作りなんだよ~?と言ったら!サンドイッチやら~ケーキやら~たのむこと!たのむこと!おまけに、女の子目当ての・野郎どもも来て!売上・ウッハ!ウッハ!ヒーヒッヒッヒッヒ!」みーこが、ほぼ妖怪の笑顔でこたえた。
「知ってるか・・?そう言うのを・・詐欺って言うんだぞ。」「人聞きの悪い事言うんじゃないよ!商売!だよ!商売!!まあー確かに・・実際、料理作ってるのが・・まさか、あんな・殺し屋顔の親父とは、思わないだろうからねーー・・・」チラリ・と!みーこは、厨房の方を見る。
シュシュシュッ!驍武の、目にも止まらぬ早業で・・野菜やフルーツが・・包丁でバラバラに切られていく・・・「・・誰が殺し屋顔だ・・?」
「ゲッ!聞こえていたのかい・・」その隙に、翔武は、家を出た・・・
「はーーー・・・・・まったく・・・!」翔武の顔が・・引き締まり、戦闘モードに入る・・・・ どこからともなく、人影が・・「翔武様・・・今回の仕事は、」
鬱蒼とした・・・神社の林の中・・・本来、神社の大気は・・清々しいものだが・・人々に忘れられた神社は、どんより~とした大気が漂っていた。翔武は、一人・・美しい彫刻のように、微動だにせず立っていた。
手にした木刀が、武神像を思わせるほど・・美しい・・・
スパッ!スパッ!突然!周囲の木々の枝が、刃物で切られたように落ちる。「フ・・見えているぞ・・・」 翔武の言葉に、ワラワラと・人間と同じ身の丈の、イタチ達が現れる・・・・ 妖怪カマイタチだ。その数9体・・
「お前たちだな?6日前・・孫をつれた老人に、重傷を負わせたのは?
その爺さんが・・今朝・・亡くなった・・。」
翔武の眼光に、蒼い殺気の炎が灯る・・・・・カマイタチ達が身構える!
不意に!?翔武が、後ろを向き・去って行く・・「・・??(カマイタチ)」
「もう・・・斬った・・・。」ボソリ・・と、翔武がつぶやく。ヒューーと風が吹く
・・・と!?バラバラと・カマイタチ達の体が・・崩れだした。カマイタチすらも気づかない・翔武の斬撃!恐るべし!!
「お見事です!翔武様。」若い僧侶が顔を出す。「・・・・・チラ!チラ!」
翔武が、周りを見渡す・・「親父は・・来てないな?」「ハハハ!翔武様が心配で、驍武様が見守っておられたのは・・中学1年生までです!
ご立派になられて・・師匠の剛煌様も、鼻高々でしょう。」
翔武は、父・驍武に憧れ・小学生の頃から、驍武の弟子・剛煌の弟子となり、修行をし・幼い頃から・・既に退魔業を行っていたのだった。
[ 姉の作戦・・]
八剣(岡田)家では・・・・ 海外留学していた、世界が帰国し・・久しぶりに家族が揃い・一家団欒・・?
「(父) いやー・・家族揃うなんて!久しぶりだなーー・・!世界、勉強は、どうだい?大学は、楽しいかい?」世界は、成績優秀で・飛び級し、既に・・大学院まですすみ・博士号も取得していた。
「ふん!聞くまでもなかろう?岡田一般ピープル(父の事)の、想像もできぬ極地まで達しておるわ。」とても・・親子の会話とは、思えないが・・
世界は、母(リン子)は、尊敬していたが・・父の事は、何とも思っていなかった。
「こら!!世界!父さんに、なんて言い方するのよ!!」「ほ~~う、
プロフェッサー・イチゴ、他人の事・・言えるのか~?」バキッ!イテ・・
「家では、姉さんと言いなさい!!・・どう言う意味よ・・?」
「イテテ・・・姉ちゃんは、何故、岡田姓を名乗らない~?う~~ん?」
「・・うッ!」イチゴが、返答に詰まる。姉弟二人とも・母方の八剣を名乗っていた。「ハーーハッハッハッハ!答えられまい~?」「・・クッ!」
突然!父が泣き出す・・「ウ・・オーイオイオイ・・父さん・・会社で、なんて言われてるか・・知ってるか?捨てられた親父・・婿養子って言われてるんだよ?ウウウ・・・」 「あ~あ~姉ちゃんが、泣かしたーー・・」
「なッ!?アンタもでしょーー!」「どうせ、嫁に行ったら・・姓が変わるだろう?その間だけ、お情けで名乗ってやれよ?・・いや!待て!そうとも限らん。オレの計算では・・結婚できる確率は・・13%。いや!もっと・・低いか?」「何言ってるのよ!!!コラーーー!!」オーーイオイオイ・・父・さらに泣き出す・・ 「騒がしいわね・・・」リン子が、リビングに入ってくる。「・・何泣いてるの?アナタ・・・脳ミソいじって・悲しい記憶操作してあげよっか?」ピタ!父泣き止む。「何でもないよ~!母さん!この通り、元気!ハハハハハ!」「・・そう、残念ね・・・・。それより、イチゴ・・例の件は、どうなってるの?」
「あ!そうだった!世界!アンタ、明日・・静魔君と、翔武君と、会う約束だから・・付き合いなさい!」 「断る。」 「何~~?」 「暇な、姉さんと違って・・研究が忙しいのだよ。」 「(リン子)・・そうだ、世界、アンタに、手紙が届いていたわよ。」リン子は、一通の封筒を差し出す・・
ガサガサ・・『八剣 世界・アナタを、最優秀科学者と認定する。』
「ハーーハッハッハッハ!見たか~~?吾輩の実力を~~?学会も認めた・天才頭脳!!まぁーー暇な時に・・適当ーーに、仕事してやるから、光栄に思え!」憎たらしい言い方だった。「(イチゴ) この・・!」
「(リン子)・・あら?もう一通・・手紙が。」
ガサガサ・・『八剣 世界・アナタを、学会から追放する。』
「・・・・・・・・・うむ、偶然暇が出来たようだ。よし!ワガママな、姉に付き合ってやろう~!ありがたく思え~~~バキ!ボコボコ!!!」イチゴ
の鉄拳が飛ぶ・・・
そして・・・物語は、0(ゼロ)の・プロローグへ続く・・・・・
噂話・・・・「ねえ、知ってる?今・・すっごい!可愛くて、アイドルも霞むぐらいの!イケメンがいるの、知ってる?」「南の・・シズマ君でしょ?知ってるわよ!じゃあ~~北のショウブ君って・・知ってる~?」
「知ってる!知ってる!・・剣道部じゃないのに・・部員全員倒した・超イケメンでしょー?」「じゃあ~さ!これ知ってる?ほとんど・・都市伝説なんだけど・・東高校って・・あるじゃない?」「え?あの・・仏教系の男子校~?」「そう!そこに・・・全校生徒がひれ伏す・・カリスマイケメンがいるってー話・・。」「あ!聞いたことがある!でも・・ほとんど!ありえない、超人伝説みたいなのよ?ホントに存在するの~?」「さーー・・?」
「はぁーーー・・・」「何・・ため息ついてるの?」「残念な事に・・・この西高付近に・・イケメンいないのよね~~~・・・。」「ねえ!!あれ見て!!」カフェの外の、イートインスペースのテーブルに・・一人の、高校生ぐらいの、青年が・・・腰掛けた。その・・青年は・・メガネが似合う・インテリ風の、知的なイケメンだった・・・。
イチゴの作戦は、こうだった・・「いい?アンタ達は、力(霊力)が強力だから・・突然出会うと・お互い、攻撃し合う可能性があるの・・」 世界と
彗慶が、遭遇した時の事を・・イチゴは、教訓にしたのだった・・
「だから、穏やかな環境で・静魔君と翔武君を呼び出して、話をするの。」「ん?我がライバル・彗慶は、来ないのか?」「彼は・・全寮制だから、来れないかもしれないのよ。それから、わたし・・少し遅れるから・・」
「何?自分で呼び出しといて、遅れるのか?」「学会追放された、キ○ガイ博士と違ってー・・わたし、準備に忙しいのよ。」「・・・・・・・・・・」
「いい!?くれぐれも!穏便に!くれぐれも穏便に・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・・世界は、本を読みながら、コーヒーを飲む。黙っていれば・・
知的なイケメンだった。
遠まきに、女子高生達が・・世界を見ていた。「チッ!」その後ろで、いかにもヤンキーっぽい・男が、スクッと・立ち上がり・・世界の方へ向かって行く・・。「チョット!何する気よ!?」「ウルセーー!」嫉妬に狂った男が、世界に詰め寄る。「おい!チョット・・顔かせ・・!」
「ほ~~~~~う。」世界が、マジマジと!男を観察する。もはや・・・
ガンを付ける・を通り越した、体の内部まで透視する勢いで・見つめる。「我が頭脳は、出会った全ての人類を記憶しているが・・この個体に関する記憶が・・見つからない。面白い~~!未知の生命体か?」
モルモットを見るような、視線に・・ヤンキーは、動けなくなり、周りの女子高生達も硬直した。「・・いや・・会った事ないし・・」「本当かね?」
世界の呪縛を、振り払おうと・ヤンキーは、虚勢を張る。「テ・テメー!」
「ヤメテおけッ・・!」
声の方を振り向くと・・秀麗な若者が、いつの間にか立っていた・・・
「ウソ!ショウブ君!?」女子高生達が、ざわめく!
「その男は・・本当にお前(ヤンキー)を解剖するぞ・・。」翔武の言葉に、救われて・ヤンキーは、その場から後ずさる・・。
「隼人 翔武・・時間通りだな。」「・・・・・・」「何故、わたしが・・今の男を解剖すると思った?」「お前(世界)の事は・・母(みーこ)から、聞いている。リン子さんのコピーのような性格だと・・。」「ほーーう・・面白い!」
イケメン同士が・・対面する。「ど!ど!ど!どういう関係かしら??」
ヒソヒソと、女子高生達が・・突然! 「幼馴染だよ!」 背後から声が・・・・・「ええ~~~!!!シズマ君ーーーーーー!!???」
まるで・・瞬間的に現れたように、静魔が、天使のように微笑んでいた。
「・・静魔か?」「や~~!ショーちゃん久しぶり~!セーちゃんも、元気そうで何より~!( ^ω^ )」「馴れ馴れしく呼ぶな・・会うのは、赤子の時以来だろう?」「アハハ!まあ~~そうなんだけどね~~!」
「わたしは、覚えているぞ。記憶があるからな!ハーハッハッハッハ!」
「(翔武・静魔)・・・・・・・・・」「で~何の用かな~?」「ハーーハッハッハッハ!知りたいか~~?」 「わたしから、説明するわ!」イチゴ到着。
「ハアーー・・よく考えたら、アンタ(世界)に・・マトモな会話なんて、不可能だから・・急いで来たのよ。」「ハーーハッハッハッハ!心外だ、わたしのどこが、マトモじゃないのか~~ねーー?」「全部よ!!」
「・・・・・・・て!事で、わたしの作る・組織に入ってもらいたいの。どうかな・・?」翔武は、黙って・目を閉じて・柱にもたれかかっていた。
静魔は、ニコニコと・聞いているのかわからない顔で、微笑んでいた。
周りの女性達の視線が・・イチゴに突き刺さる。3人の、超イケメンを相手にしているのだから・・・(うう・・居心地悪!!) 返事がなく・・困っていると・・・ 「いいよ!( ^ω^ )」 静魔が、アッサリ!承諾した。
「・・・・え!?ホント???静魔君!!」「うん!暇だし~~。」
!!!!翔武が、目を開ける!「来たか・・!」世界が、ニヤリと笑う。
遥か彼方・・都心の人混みが・・割れるように・一本の道筋を作り出す!まるで・・モーゼが、海を割ったがごとく!人々は、自然に道を作った。その道を・・神のごとく・一人の男が、歩いて向かってくる・・!
「皇・・彗慶・・・」 静魔の表情が変貌する・・・
彗慶が、向かってくる様子を見て・・イチゴは・・「わたし・・とんでもない人を・・勧誘してしまった・・?」と・・思ったのだった。
「皇 彗慶・・・お前も、呼ばれていたのか・・」静魔は、椅子から立ち上がっていた。「(世界)何だ?彗慶の事は、ズーちゃんとか呼ばないのか?」「ハハハ・・冗談!何で、ボクが・・こいつを、そんな風に呼ぶのさ!」「(彗慶)・・・・・」「ゴメン~~イチゴちゃん!さっきの・・話・・無しね!」「チョ!どうして!?静魔君!!」「こんな・・バケモノと・・一緒に仕事なんて~ゴメンだね!」彗慶は、黙って静魔を見つめていた・・・
「ボクね・・テキトーーに仕事して~~ノホホン~と・生きるつもりだったけど・・こんな、バケモノと・一緒だと・・・無理だからね。ニッコリ~」
彗慶は・・無言だった・・・
挑発するように・・静魔は・・「お前の、母には~何度か会ったよ。お前と・同様・・バケモノだった!」彗慶の目が・・一瞬動く・・・「ボクは、今だにね~お前の母と・・ボクの母が、相棒だったなんて・・信じられないんだよ!・・じゃ!ボクは、これで!」静魔は、その場から・・去って行く・・
「チョ!チョット!!!静魔君ー!」黙って見ていた、翔武も動き出す・・
「翔武・・君??」「悪いが・・・先約がある・・・。」「え!?え!?」
彗慶が・・初めて口を開く・・「自分がいては、まとまらないようですね。
もう少し・・考えさせてください。」「いや!?彗慶君????」
イチゴと・・世界だけが、残された・・・。
「我が姉なれど・・恐ろしいほど人望がないな!」「・・・アンタ!!少しは手伝いなさいよーーー!!」イチゴの絶叫が響く・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前途多難!・・・つづく・・・・。
あとがき・・・・・・・・・・第3話!未だ・・世界以外仲間にならず!いや~~~長引く長引く・・・・今回は、みんなの紹介のような内容です。誰も力(能力)使わず!・・次回は、事件が起こります!さて!いつになることやら・・・ その間に、短編があるかも?(ちょこさん中心の)