ソー4を観てきました!
色々はちゃめちゃな作品でしたがとても楽しむことができましたー
MCUのシリーズが進んでいくごとに、ヒロインであるジェーンとの関係性がうやむやになっていたので、その辺の話をまとめにきた作品でした。
結構無茶苦茶なところもあった気がしますが、大筋としてはまとまっていたのではないかと思います。
今作のテーマはとてもわかりやすくて、まさにタイトル通りで「愛」だと思いました。
ジェーンが最後に静止を振り切ってムジョルニアを握ってしまったのも、ヴィランの動機も、結局愛からきたものだと解釈しました。
ヴィランが子供たちを誘拐するだけして、何もしていなかったのは、娘への愛が憎しみの中にいても残っていたということを表していると思います。
そのことがはっきり示されているというわけではないのですが、そのはっきり示されていないということが好きです。
ノリが結構ぐちゃぐちゃしているところがあって、そんなのありなのというところが散見されました。
結構話も都合よく進んでいく感じでした。
でもなんかそれが途中からあまり気にならなくなるというか、気にしても仕方ないかと思わされる作品でした。
というのもソーを中心にキャラクターのコミカル具合がちょうどよくて、それが楽しかったです。
特にソーとストームブレイカー、ムジョルニア(セリフはないけど)のやりとりは面白かったです。
武器たちが一つのキャラクターとしてどこか可愛く見えてきました。
同じようなやりとりばかりなのに、そのやりとりがタイミングよく入ってくるので飽きませんでした。
あとヘイムダルの息子のアクセルが出てくるのですが、そのキャラが父親とは真逆で面白かったです。
アクセルがストームブレイカーを使ってニューアスガルドに他の子らと帰還するのは、父親の役目を引き継いでいて、一瞬の出来事でしたがとても胸熱でした。
そういったシリアスなところもあれば、全体的にコミカルで楽しげだったので細かいことを気にしても仕方ないなと思わされたと思います。
あと、これMCU的に成立させられるのと思うこともありました。
しかし、そこであることに気づきました。
MCUとしての見方にとらわれて、ソーシリーズの一つとして捉えられていないのではないかと。
MCUという巨大なシリーズに囚われていると、整合性ばかり気になって何もできなくなって面白いことができなくてってしまうと思いました。
整合性ばかりに囚われていては面白く見ることもできなくなるなとも思いました。
最近にMCUはシリーズの整合性は捨てる段階に来てるのかもしれまん。
気にせずに作ったその中から繋げられるものを抽出して作っていいこうとしているのが感じられます。
考えてみれば人生においても、何かに囚われて自由を失ってしまったいるような気がしてきました。
大切にしているものを手放してみて、どうなるのか試してみるのもありなのかも。
まぁそれができないんでしょうけど。
この作品を見ようと映画館に行った時、3は当時付き合っていた彼女と観たことを思い出しました。
そしてナイーブな気分で見始めました。
そこに追い討ちをかけるようにジェーンとの話がメインんで、「ソーは3でジェーンを失い、4でもでってきた。だがしかし俺の場合は3ではいたのに4の時には失ってしまった」と思ってしまいましたという話でした。
もう悲しーわー。
またまたソーは戻ってくるようなので、次が楽しみです。