ＲＡＯの後のキアリ？

通常　ＲＡＯ後に
変形性股関節症が再発した場合
人工股関節に移行することになります

が、そこにもうひとつ別の選択肢があったらあなたならどうしますか？



というのも・・・

前回　キアリとＲＡＯの違い を調べた時、参照した病院のＨＰに

ＲＡＯ後に再度キアリ術を行うことで
人工股関節への移行時期を遅らせることが出来るケースがある

という情報が載っていたからです



ＨＰには実際の手術例＆救済例が掲載されていましたが
全てのＲＡＯ破綻ケースが救済されるわけではなく、適応条件があります

　　★適応条件★
①年齢　５０歳前半まで
②足の爪が切れる
③他側にひどい痛みがない
*適応の最終判断は院長先生が個別に診察し決定するそう


そして私が調べた限りでは
ＲＡＯ破綻救済法としてのキアリ術を行っている先生は他にはいないようです


「　一度、手を入れた骨盤を再度手術をするのは避けたほうが良い　」

という見解もあるし
必ずしもキアリ術がＲＡＯ破綻ケースを救うとは限りませんが
選択肢が増えるのは
(受けるにしても受けないにしても）
患者にとって嬉しい事実ではないかと思います