こんにちは観省庵の佐々です。
ナショジオをはじめとした海外メディア記事を英語で読めるように!!
読めるようになりたい方向け!!に情報を発信しています。
(なお私自身も勉強中の身です。)
今日の記事はこちらです。
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COP30で自然に何が起こったのでしょうか?
What happened for nature at COP30?
https://www.rspb.org.uk/whats-happening/news/what-happened-at-copthirty
✅ 重要単語20(英語+日本語訳)
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COP30 — 国連気候変動枠組条約第30回締約国会議
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Paris Agreement — パリ協定
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global stocktake — グローバル・ストックテイク(進捗評価)
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nature-positive future — 自然にプラスの未来
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biodiversity loss — 生物多様性の損失
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climate mitigation — 気候変動の緩和
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adaptation measures — 適応策
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deforestation commitments — 森林伐採削減の誓約
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land-use change — 土地利用変化
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renewable energy transition — 再生可能エネルギーへの移行
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net-zero pathway — ネットゼロへの道筋
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finance mechanisms — 気候資金の仕組み
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loss and damage fund — 損失と損害基金
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indigenous rights — 先住民の権利
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climate-vulnerable nations — 気候脆弱国
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ecosystem restoration — 生態系回復
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nature-based solutions — 自然を基盤とした解決策
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high-ambition coalition — 高い目標を掲げる国の連合
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implementation gap — 実行ギャップ(言葉と行動の乖離)
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policy roadmap — 政策ロードマップ
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COP30は、気候変動と自然破壊(森林減少や土地利用の変化)という二重の危機に対して、両者を同時に扱う「自然 × 気候」統合の議論を前面に据えた会議として開催された。RSPBも、“nature-climate action”がきちんと議論されるよう参加した。
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特に、森林の炭素貯蔵、生態系の保全、多様な生物の保護を、気候対策の一環として扱う必要性が改めて強調された。
What went well(良かった点)
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自然と気候の議題が正式に交渉テーブルに乗った
これまで「気候」「自然」は別々に扱われがちだったが、今回初めて「climate-nature agenda」として、フルセッションが複数開催された。これは、自然が「後回しの議題」ではなく、「中心テーマ」になった大きな節目。 -
バイオエネルギー(bioenergy)に関する有害な言説の排除
会議の過程で一部勢力が「バイオエネルギー=クリーンエネルギー」として推進しようとする流れがあったが、RSPBなどの関係団体の働きかけで、多くの有害な言語が最終合意文から除外された。これをRSPBは「major win(大きな勝利)」と評価している。
What didn’t happen — and why it matters(実現しなかったこと/それが問題な理由)
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森林破壊を止めるグローバルなロードマップは合意されなかった
多くの国が「deforestation(森林伐採)」の終結を求めたが、最終合意には明確なスケジュールや義務的な枠組みは含まれず、代わりに「presidency initiatives(主催国イニシアティブ)」として任されるにとどまった。つまり、義務化された仕組みではない。 -
化石燃料の段階的廃止(フェーズアウト)に関する合意も実現せず
COP30では気候対策の要である「fossil fuels(化石燃料)」削減に関する明確な国際合意が得られなかった。これにより、気候行動の重要な一歩が欠落したとRSPBは評価している。 -
複数の国際条約(気候変動条約、生物多様性条約、土地荒廃防止条約など)の統合議論は先送り
気候変動、生物多様性、土地利用の各条約を融合させた「総合的な自然=気候保全の枠組み」は提案されたが、最終段階では先送りとなり、来年以降に持ち越されることになった
What happens next?(今後に向けて)
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COP30 で「自然は交渉テーブルの中心にある」という認識は定着した。RSPB は、「森林保護」「土地利用の見直し」「害あるバイオエネルギーの排除」 を、今後の交渉・政策提言の主軸とするという。
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来年以降、各国に対し 具体的な行動計画(政策・法制度) を求め、今回のような「言葉だけで終わる合意」ではなく、「実効性ある自然-気候政策」の実現に向けた運動を継続すると明言している。
感想
政治からトップダウンで生態系を維持するための施策を選んでいくことが大事です。
またその活動を支援することも時には必要です。
お金にならないが、地球にとって価値のあること。
その価値をひとりひとりが考えていく必要があります。


