お茶屋さんのバイトの続きです

 

大きなショッピングセンターの中の小さなお茶屋さん

 

高齢者がカートに買った荷物を載せたまま

「グリンティ、ひとつ~」

200円です

 

昔、気軽に飲めて冷たくて美味しいグリンティは100円でした

 

ここのは、カップが大きめで200円

この大きさだとどこかに座らないと直ぐには飲み干せません

 

これは、もう少し小さくして100円の方が売れるのではないかと思いました

店先でちょっと立ったままでも飲み切れるサイズです

 

思ったほど売れないのです・・・ショボーン

 

高齢者の方は「ちょっと中で座らせてな。暑いなぁ~」と仰るので

奥の椅子とテーブルがある所へグリンティを運び、

少しお話に付き合いました

「こんなん買ってん」とか、品物を見せて話されます

 

「ちょっと来てくれる~?」と70代のパートの先輩からお呼びがかかりました

「ごめんね、忙しいのに (;^_^A」とお客様

「いえいえ」

 

「しゃべっとたらアカン!

先月入った子、ほっとったら20分もしゃべっとった!ムキー

 

この「先月入った子」という人のことも なぜか何かとボロクソに言っていました

 

しばらくすると 同じようにカートに荷物を載せた女性が

「今日は、来てたんやね~野菜持ってきたで~」キョロキョロ

先輩を見つけて店先で喋りだしました

 

先輩は奥の椅子とテーブルに呼び寄せて座らせ

小さいコップのお茶を出して

散々、しゃべりまくっています

 

私は、小さいお茶を一杯だけ!お盆に載せて

「こんにちは~

 お茶、いかがですか~」

 

10分以上は居座っていた女性は

「また、キュウリが取れたら持ってくるわ!」

何も買わずに帰っていった

 

ほ~~自分は、いいんだ!

 

時々、そういう方はいます

 

同僚にはどうのこうの、仕事中に関係ない話するな!と上から目線で怒るけれど

自分の話や面白くもない自慢話など 聞きたくないのに大きな声で馬鹿笑いしながら

喋る人・・・いますよね~

 

で、途中レジの中身を点検することになりました

 

ご進物の依頼があり、ざっと約2万円ぐらいでした

 

これが・・・合わない!って、先輩が言う!

 

だから、初日からひとりでレジを触るのはイヤだなぁと思っていましたが

幸い、私が入金したのはグリンティの200円のみです!

 

どうやって合わせたのかは知りませんが、説明もなかったので

2万ぐらいの売り上げが合わないなんて、今までよくやってきたなと驚き

 

このベテランパートさんに研修を受けるのかと思うと・・先々心配でした

 

続きます