お盆が終わりました

 

お義父さんの初盆でした

一周忌と一緒に供養をお願いしました

 

お義母さん、義妹の家族

そして、私達の家族

うちの長男も義妹の夫も東京からで、宮崎での地震のすぐ後でしたが

新幹線の遅れはわずかでした

 

総勢13名

少ない方とは思いますが、これから子供が生まれると賑やかになることでしょう

法事でもないと 全員が集まることはなかなかないでしょうけれど

実家があればこそで、義妹が住んでくれているからの場所ですね

 

大きな仕事がひとつ、終わったようでホッとしました

 

15日が「送り火」ということで

再度実家へ

夕暮れ時になってから玄関外に白い提灯をぶら下げました

「おがら」に火をつけて、送り火の始まりです

 

初盆は7日から始まるということで、「迎え火」のおがらを焚いたり

その他の飾りつけなどは 義妹に任せました

 

で、お盆って15日までが本当?

16日までが本当?

 

 

「精霊流し」をすると広報にお知らせがある行政では 15日までのようです

でも、通常は13日から16日と云われているようで

 

お義父さんは初盆なので、お手伝いをしなくてはと思いましたが

うちには私の父と母の仏壇があり、お盆は毎年やってきます

 

去年はお義父さんのあれこれでバタバタで、不在が多く、引っ越したばかりのこの地で 「精霊流し」なるものが、場所があるのかどうかも分からないままで

お供え物のほとんどは「生ごみ」で処分しました

 

今年は、じっくり広報を読みましたが、「お盆」についての記載がなく

市役所に問い合わせました

 

昔は、川に流したりしてた行事ですけど、今それはないとして、お供え物をお焚き上げしてもらえる場所はないんですか?

 

??・・・川?流す?え~っ!びっくりという反応でした

 

ひょっとして「精霊流し」というワードは、消えていっているのでしょうか?

 

で、地域の仏壇屋さんに電話しました

 

なぜなら、初盆用にと盛大な(派手な?)飾り物などを販売しているからです

 

ここの市では、やってないですねぇ

うちで買われたものなら、持ってきていただければ処分しますが(生ごみとして)

 

なんだかショックでしたショボーン

 

神戸では公園で、お供え物の預かり場所が臨時であり、お経が流れる中

お線香を立てる場所も設置されていました

 

結局はほとんどが生ごみで ゴミ収集車が横付けされているのは興ざめでしたが

 

お義父さんの家の地域では、家から処分する荷物を運ぶ道中、

「ケンケン」と鐘をたたきながら河原まで歩きます

そこで嵩が高い初盆用の置物や提灯などを手渡します

川の水はすぐそばで流れていますが、今は流せません

それでも「精霊流し」の場所とされています

 

白木のお位牌を持ち込むと 河原でお焚き上げをしてくれます

炎が燃え尽きるまで、3人のお坊さんがずっとお経をあげてくれました

 

町の真ん中を流れる川の豊かな水量の音を聞きながら、手ぶらで帰りました

 

引っ越したこの大阪の地では、全てが「生ごみ」に出すということ

なんだか、切ない気がしました