続きです

 

責任者であるタメ口女性とは、週に1度、3時間しか一緒にならないというシフト

 

よって、フィリピン女性が、実質私の教育係りでした

 

しばらく、フィリピン人であることを忘れていたぐらい、自然な日本語を話します

自分の大変な状況、苦労話も聞かせてくれました

 

レジには2台の監視カメラと音声も録画されてるので、関係ないお喋りは出来ません

 

おかしな動きも出来ません

 

何か起きたときは、本部に繋がっているのでチェックするそうです

 

よって、自分のことや楽しいお話や笑える話なんて、したくても出来ない

 

彼女は、うす暗い埃っぽい倉庫での5分ぐらいの時間で沢山しゃべってくれました

 

でも、完璧に仕事を教えてくれる訳ではなく

他の人達も 最終的に教えていいかどうかの判断はタメ口責任者だと思っています

 

「前に一人でやってたやんか!!(やれる癖になんで忙しい私を呼びつけるの!)

「いえ、やってないです!ちゃんと教えて貰ってないから」

 

「分からなかったら、勝手にしないで聞いて下さい!呼んで下さい!」

 

「何をしたの!?どこを押したの!?」

「教えて貰った通りにやったら、こう出たんですけど・・」

(彼女が知らないだけでした・・・)

 

「私だって接客してるんやから!聞かれてもちゃんと見れないから分からない!」

 

「一人並んでるぐらいやったら、呼ばなくていい!(一人でレジやれよ!)

 

「貴女(私)より、もっと年が上の人、いっぱいいます!(声が小さい!)」

・・・彼女は私の年齢を知りません「私、上から3番目ですけど・・ほとんど年下」

私の上って、73歳、68歳だけで~

 

マスクをしていることで、声は聞こえにくいです

年齢を重ねたことで、自分でも声が低く変わってきたなと感じていますが、

これは仕方ないことです

 

今まで、声を張り上げ続けるような仕事はしたことがありません

これ以上の声となると、怒鳴らないといけない!

 

レジのお客様から「聞こえない」と言われたこともなく、ふつ~のはずです

 

なぜ、大きな声を出して「いらっしゃいませ!」「こんにちは!」が

必要かというと

売り場で作業している他のスタッフは「やまびこ」をするからです

見えてなくても同じように「いらっしゃいませ~」「こんにちは~」と言います

 

しかも、「こんにちは~」が先だとダメだそうです!

ちょっと、素人には分からないルールでした(どっちでもいいやん!)

 

いやいや、貴方たち、してないやん!

お客様の横を 黙って通ってるし、関係ない話を大きな声でしてるし~

 

納得いかないことですが、

精神科の薬を飲みながら叫んでる彼女、悪化しないか心配でした

彼女は、まだ未婚の娘を養っていました

既婚の娘の孫の世話もあります

旦那さんを亡くし、一人で頑張っています

もっと違う仕事があると思いますが、「よく考えて調べて、選んだ職場」だと言っていました

 

「辞めた方がいいでしょうか?」

責任者の女性に話しました

 

「う~ん、きつく当たってるなぁ

 多分、最初に(大変なとこに来てしまった!)って言ったとき(自虐です)

 (その大変なとこで一生懸命やってるのに!)って、言ってたもんなぁ」

 

「うちは、辞めたいっていう人に、そう言わんと、って引き止めへんねん!

 今日付けで辞めるか?今、書く?」

 

その日は休みの日だったので、わざわざ責任者の出勤日に出向いての相談でした

 

「えっ!契約書には2週間前に届けるって書いてあったから早めにと思って・・」

 

彼女は一つしかない机の上の一つしかないパソコンから

「退職願」用紙をコピーして、渡してくれました

 

とことん、契約書を無視した 適当な職場のようでした

 

「わかりました。いつ出してもいいってことですね?有難うございます!」

 

この責任者は、責任者の器じゃないな!ダメだわ、と思ったのは

その日、裏の話を(人の悪口)を聞かされて、心は決まりました

 

200種類以上のタバコを覚えるために色々工夫したんだけど

無駄になってしまったかなぁ~

 

続きます