◆ED(インポテンツ)予防その1—ストレスを避ける
ストレスは動脈硬化を促進させる非常に大きな危険因子です。特によくないのは、ストレスを受ける環境です。例えば仕事で、すごく嫌いな人と行動しなくてはならない場合があるでしょう。こういう時、ストレスに弱い人はすばらくすると具合が悪くなってくるし、鬱病の引き金になることもあるのです。 もっともストレスを避けろと言っても、現代に生きるということはストレスのプールに漬かっているようなもので、なかなか難しいでしょう。本当は、職場で上の人に叱られても、下の人に突き上げられても、屁のカッパで受け流せる、そういうタイプのほうが心を病むことが少ないのです。

◆ED(インポテンツ)予防その2—一日一立ち
人間の体の機能は使わなければ衰えます。射精は毎日は無理でしょうが、とにかく毎日勃起させること。そうすることでペニスに新鮮な血液を送ることになり、海綿体がうるおいます。 健康な人は寝ている間に何度か勃起しているのですが、これとは別に、自分の意志で勃起させること、勃起を実感することが大切です。

◆ED(インポテンツ)予防その3—食べ物?飲み物に注意
体の問題として、とにかく肥満を避けることです。糖尿病にならないように、血管を若々しく保つように努力することです。糖尿?コレステロール?動脈硬化???この3つはED(インポテンツ)の天敵です。 食事については、食べ過ぎにならないように、規則正しい食事を心がけることです。長い空腹のあとで食事をすると、飢えていた体は必要以上の栄養を取りこもうとして肥満になりやすいのです。 急いでガツガツ食べるのも太る原因です。十分食べたことが脳に伝わるまでに時間がかかるので、脳が満腹を感じたときには、もう食べ過ぎているというわけです。 次に甘いもの、油の多いものを控えることです。日本人に生活習慣病が増えてきた最大の理由は食生活の欧米化で、欧米化の中核が甘味と油脂の多さですから。塩分はもちろんひかえめに。外食店ではどうしても塩分が多くふくまれているので、家で塩分や栄養に気をつけた食事をとるのが一番です。 野菜はもちろんですが、とくに海草はたくさんとったほうがよさそうです。水溶性食物繊維が豊富で、余分なコレステロールを吸着し、体外に排泄してくれます。肉、魚、大豆製品などの良質なたんぱく質も必須です。 お酒は適量にしなければなりません。肥満にもつながりますし、神経を麻痺させます。特に遅くまで飲んでいるのがよくありません。

◆ED(インポテンツ)予防その4—女性を意識しよう
常にに異性を意識しましょう。女性への興味を失ってしまうと一気に老けこんでしまいます。女性にモテようと無理をする必要はありませんが、せめて、女性からの視線を意識しましょう。 中高年になって女性への興味を失いかけると、まず身だしなみを気にしなくなります。「オレのことなんか若い女の子は誰も気にしてない」といっても、女性の観察は鋭いものです。恋愛の対象でない男性にもシビアな視線を向けています。ですから、いつもそういう目で見られているんだと意識することです。そうすれば身だしなみにもっと気を遣うようになるんじゃないでしょうか? 身だしなみだけではありません。たとえば姿勢でもそうです。見られていると思えば背筋がピンと伸びるはずです。おなかが出ることも恥ずかしく思えるはずです。また、日常の行動でもそうです。食事の後、女性の目の前で楊枝を使ったり、いつまでも楊枝をくわえてシーハーと音を立てたりしなくなるでしょう。

◆ED(インポテンツ)予防その5—ジャマイカ精神で前向きに行こう
女性にセクハラしない程度にエッチでいるように心がることが健全です。うつとED(インポテンツ)はイコールではありませんが、やはり、ちょっとスケベな好奇心というのは健康上も有効なのです。 また、物事はなるべく前向きに考えることです。ちょっと勃起がよくなかったときに、「オレはダメだ???」と思い込んだり、「今度ダメだったら、もうあきらめよう」などと思わないことです。これはセックスの場面だけのことではありません。日ごろから、そういう考え方にならないように訓練しておくことです。 たとえば、ジャマイカ精神というのがあります。中南米のジャマイカのことではありませんよ。何があっても「じゃあ、まあ、いいか」でいこうということです。とにかく、あまりイライラしたり、ピリピリ緊張したりしないことです。

◆ED(インポテンツ)予防その6—軽い運動で血管をやわらかく
軽い運動やスポーツは、血管の柔軟性を保つのに役立ちますし、ストレス解消にもなります。ED予防のためには特に足腰を鍛えたほうがいいでしょう。下半身の血流が増えれば、ペニスへも血液が流れ込みやすくなります。 有酸素運動の重要な役割は、一酸化炭素を引き出すことです。歳をとると、どうしても一酸化炭素の出が悪くなります。だから血管が動脈硬化しやすく、ペニスも勃ちにくくなるのですが、運動によって血液が速く流れると血管に刺激があたええられ、一酸化炭素が出て血管が若々しくなり、勃起もしやすくなるのです。

◆ED(インポテンツ)予防その7—タバコは勃起の敵
喫煙とED(インポテンツ)の関連性は明確に分かっていません。しかし、タバコを吸うことで血液循環が悪くなることは確かです。勃起は血液の集中で起こる現象ですから、血管をダメにするためするタバコはやはり、やめたほうがいいでしょう。

◆ED(インポテンツ)予防その8—趣味を持とう
中高年の男性の中には相変わらず「仕事が趣味」という方は多いと思います。これではストレスはたまるばかりで、血管は硬くなる一方です。ストレスのはけ口を作りましょう。休むときはしっかり休むことです。自分がちょっと休んでも会社はちゃんと回るんだ、ということをもう学びましょう。 あなたが心から打ち込める趣味をもつと、気分転換にもなると思います。 以上のED予防の八箇条はご参考になりましたか、皆さんのご健闘をお祈りします。


中国紙羊城晩報によると、四川省の成都にある大型スーパーがこのほど「成都のバイアグラ」と呼ばれる中国製精力剤五百粒を無料で配ると広告したら、開店前の早朝から千人余りが集まった。  
 
午前十時の開店と同時に店内の配布場所に殺到、精力剤を並べていた机が壊れるなど大混乱となったため、店側が警察に通報し、何とか騒ぎを収めた。                     
 
精力剤を手に入れられなかった人は未練があるのか昼すぎまで付近にたむろしていたといい、中国市民の精力剤への思い入れの強さをうかがわせた。