花粉症に効果的な漢方薬

 

花粉が飛散する時期が到来しました。

薬局で売っている花粉症の薬も気持ち程度にしか効かない。

症状が酷く、通院しているけど処方された薬がなかなか効かない。

そんな方は、ぜひ漢方薬を試してみてはいかがでしょうか?

 

代表的な花粉症に用いられる漢方薬は、

 「小青竜湯(ショウセイリュウトウ)」

 「苓甘姜味辛夏仁湯(リョウカンキョウミシンゲニントウ)」

 「麻黄附子細辛湯(マオウブシサイシントウ)」

 「越婢加朮湯(エッピカジュツトウ)」

などがあります。

 

鼻水さらさらタイプだと、・・・

 「小青竜湯(ショウセイリュウトウ)」

 「苓甘姜味辛夏仁湯(リョウカンキョウミシンゲニントウ)」

が良く。


強い鼻づまりタイプだと、

 「麻黄附子細辛湯((マオウブシサイシント)」

 「越婢加朮湯(エッピカジュツトウ)」

が、良いでしょう。

 

漢方薬なので、眠くなる成分が含まれず、

安心して服用できるもの大きなメリットです。

 

 

ある漢方薬をマウスに飲ませてみると、、、寿命が延びた!


なんと、漢方薬の「六君子湯」を飲ませたマウスの寿命が延びたとの事です。

人間でも同じ効果があるか研究進めるとの情報がありました。


市販品ではないツムラの医療用漢方製剤「ツムラ六君子湯」を使用しマウスへの実験。


六君子湯は、

 「蒼朮(ソウジュツ)」、「茯苓(ブクリョウ)」、「人参」、「半夏(ハンゲ)」、「陳皮(チンピ)」、

 「大棗(タイソウ)」、「生姜(ショウキョウ)」、「甘草」、などで作られる漢方薬で、

 食欲不振や胃痛、胃炎、嘔吐などの症状に対し処方される漢方薬です。


いままでのの研究で、カロリー制限をすると胃から分泌され食欲を増進させるホルモン「グレリン」が、

老化の遅延や疾患の予防、身体機能低下を抑えることがわかっており、

漢方薬の六君子湯は体内のグレリン分泌を促進する効果があるといわれていた。


研究者らは、マウスを3グループに分け、

 1.遺伝子を操作し老化が促進している「クロトー欠損マウス」を10匹、

 2.「SAMP8マウス」を10匹、

 3.自然に老化したマウスを10匹用意。

マウスの体調に応じて毎日30~100マイクログラムの六君子湯を、

水に溶かした状態で経口摂取させた。


その結果、この3グループに共通して、

心疾患の発症リスクとなる心筋線維の萎縮が改善しており、寿命も延長していることが確認された。