記事書きます。

皆様、初めまして。
花音です。

早速、
趣味で書いた小説upしたいと思います。

コレは4部構成(今んとこ)です。
タイトルも決まってませんw

今回はその第1章を載せます☆

暇つぶし程度に読んで頂ければ・・・♪

では、ど~ぞ☆


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大切なんだ。
ただ守りたいんだよ。

俺の大好きな君のその笑顔を。
ただ…

~亮佑 Ryosuke~

キーケースに増えた新しい鍵。
車の鍵と家の鍵。
それからもう1つ。

1階は入口だけのオートロックのマンション。
ポストの前を通過する。
長距離の運転はやっぱり疲れるな。
エレベーターから降りて随分と慣れた手つきでドアの鍵を開ける。

「おかえり~」
入った瞬間に抱き着いてきた。
「お疲れ様ぁ」
嬉しそうな笑顔を向けてくれる。
思わずこっちまで笑顔になれるような。
愛しくて抱きしめる。
「ただいま」
可愛くて頭を撫でる。
「菜央は犬みたいだね」
「え!?何それ!?」
「だって開けたらいるんだもん」
「鍵開く音したから、つい…」
えへへと笑う。
愛しくて仕方ない笑顔。

「遅くなってゴメンな」
「ううん、仕事だもん。仕方ないよ」

君はいつも笑顔をくれるね。
仕方がないよと笑うけど、時々その笑顔が曇るんだよ。
多分、気付いてないだろうけど。

『そんな顔しないでよ、帰りずらいじゃん』
『え?そんな顔してた?
…そんなつもりなかったんだケドなぁ…』

真剣に困った顔してたよね。
あの時、思ったんだよ。
無理してるんだなって。
我慢してるんだろうなって。

それ以来、何かあると君の心の中を探ってしまう。

俺は無理さしたいんじゃないんだよ、我慢して欲しい訳じゃない。

でも、
今の俺は君を支える余裕なんてなくて
その曇りを拭い去る事が出来ない。

多分、君の不安も
拭えてないんだろうね。

君は強くてしなやかだけど、
人一倍強がりで
壊れてしまいそうなほど弱くて。

守ってあげたいのに。

ごめんな。

ごめん。
ふと見せる寂しそうな横顔が
胸を締め付ける。

俺のせいだよね。
君を幸せにしたいのに
今の俺には到底出来なくて。
嬉しそうな笑顔でさえ、最近は見るのが辛い。
くるくる表情の変わる君は、
嘘がつけないから。

そんな悲しい笑顔しないで。

『仕事…頑張ってね』

器用じゃないから、欲張りが出来ない。
もっと、
何年か経ってから知り合いたかった。
もっと、
大人になってから。
君を守れるほど強くなってから。

ねえ、君は俺といて幸せ?
きっと
泣きそうな顔して、
『何でそんな事聞くの?すごく幸せだよ』って言うんだろうね。

好きじゃなくなった訳じゃない。
大切な人にそんな顔して欲しくない。

でも、だからって
俺は君を1番に出来なくて。
今はやらなきゃいけない事があって
やるべき事があって。

一緒にいようって約束も
実際は
全然時間を作れなくて。

出来ると思ってたけど
ちっとも出来てなくて。

守りたいのに。

『仕方ないよ、頑張って』

一人になれば、君を傷付けるのは、悲しい顔をさせるのは
1度で済むかな。

~end~
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