先日の特別支援学校での理科は、音の学習でした!



この時間までに、身の回りにどんな音があるか、自分はどんな音が好きか…などを考えてきました。


好きな音では、電子レンジの音、空気清浄機の音、お風呂が沸いた時のメロディ音、車の音、ピアノの音、オルゴールの音…と幅広く出てきました。日頃、どんなものに気を留めているかも伝わってきて、おもしろかったです。



この日は、振動を感じる活動でした。学校の中で、振動を身近に感じられるのは、やはり音楽室でしょう。子どもたちも大好きな教室ですが、理科の授業で音楽室に入るのは、ちょっと不思議でわくわく!


和太鼓やギター、ビブラスラップと、振動がわかりやすい楽器を使い、それらを鳴らすとビーズや紙がどうなるかを実験しました。



和太鼓を普通に叩いたら、ビーズが跳ねすぎて大はしゃぎ…なところから始まり、強さを変えてみたり、場所を変えてみたり、そして手でも触れてみたり。「ブルブルしてる」「ここ(太鼓の端)は弱い」「手に力入れると(ブルブル)を感じない」「紙が動いてる」「手が震えてる」など、いろいろな言葉で伝えてくれました。



そのうち、ビブラスラップを順にたどりながら、『振動』という言葉が出てきて、『振動が伝わっている??』という表現まで出てきて…次回に続く…でした。



学生時代はあまり好きではなかった理科や算数が、大人(教師)になってからとても楽しい、ということを感じたのは、もう何年も前だけれど、今年の理科は特に楽しい。先生方の教材研究の賜物ですね!