愚者愚者の街に埋れよ 春の夢 ⑴

何も信じるな。誕生に目的はなく、人生に魂の救済はなく、死後に報いはない。希望を捨てよ。さすれば自由になり、自由とともに虚無が得られる。
　『ネクロノミコン　アルハザードの放浪　ドナルド・タイスン著　大瀧啓裕訳』より引用

(青い空に救いはない)
(いつも向かい風が吹いている)

　なくなった。

　なくなった。

　野犬が住む廃ビル跡に、新しいマンションが建った。
　家の裏の畑が、駐車場になった。

　町で一番大きなデパートがつぶれた。

　町で一番大きな書店がつぶれた。

　大きなビール工場が移転した。

　ケータイなんて影も形もなかったけど、ポケベルならあったのかもしれない。

　ネットはなかったけど、パソコン通信ならギリギリあった。

　海峡ならあるけど、海水浴はできない。

　山もあるけど、中腹くらいまで団地が建ってる。

　町に知らない人が増え、やがて気にもならなくなってしまった。

　やがて学校が荒れ始めた。



　そして

　土地の評判が下がり、地主が損をした。

　病院の経営者が変わった。

　独裁者が消えた。

　怪物がいなくなった。

　なくなった。

　なくなった。

　なくなって、消えた。

フィクション

虫がよすぎるのかもしれないけど、自分が書きたい小説を書いて儲けたい。
色んな人に自分の書いた物語を読んで貰って、収入を得たい。
同じ意味のことを二行書きました。

手段は選びません。
あらゆる手段、良心の呵責に苛まれない程度の裏ワザを駆使します。
脳みその可能性の限りに。(基本、頭よくない)

多少の成果があれば、ブログに書きます。
なくても、小説を記事にします。

全体でフィクションのような、ブログにしたいです。
第一目標は、メジャー出版社からデビューすること。
ブログ記事での小説連載は、劇中劇みたいな感じで。

もしよかったら、読んでいってみてください。