今回チケットを取る時は、まだバリ人彼と付き合ってましたが、ずっといつか終わりにしようと心のどこかで考えてました。
結局私はバリで留学中、結婚する気にもバリで働く気にもなれなかった。
そう思えるような相手じゃなかったし、私にとって仕事をしたいと思える環境ではなかった。
住んでみて見えてきた世界がある。
でも、バリ島が大好きでなかなか最後にできない。
このままバリと日本を往復するたび仕事を辞め、土地を移動し、、、そんな生活も楽しかったんですが、貯金もできず不安定な自分の人生に不安も感じてきてました。
ってか、落ち着きのない先の見えない生き方に、まあまあ疲れてきてましたし、何よりバリで遊んで暮らしてる間も年老いていくのに働いてる両親に、申し訳ない気持ちもありました。
バリで幸せを感じれば感じる程、両親に感謝するようになってました。
転々暮らしを終了させて両親を安心させたい。でも、バリに行く事は譲れない…
で、その頃悩んで考えついた答え、それは、、、
ジャカルタで就職してバリバリ働き、休みの時にバリにのんびりしに行く
結婚する気なし、両親すまん!!←(結局我が道優先、笑)
そういう答えにつながって、一昨年の9月頃、海外派遣の人とスカイプで連絡とって、ジャカルタに行く方法で話を進めてました。
ジャカルタだったら日本くらいのお給料あるし、バリにも往復2万円弱位で行けるし時間も2時間弱で着くし。
うん。
そうしよう。
そう思って密かに行動を進めてました。
あと、バリヨガフェスティバルに参加する為にこの時期を選びました。
バリ滞在中にジャカルタへの就職活動しながら(運が良ければバリからジャカルタに面接行こうと思ってた)、バリヨガフェスティバルに出る予定でした。
そしてバリに行く直前に、バリ人彼にはもう会う気がないことに気持ちもかたまり別れを告げました。
バリに来てからは、あんなに行きたかったバリヨガフェスティバルにも参加せず、ジャカルタへ就職活動もせずただただのんびりバリを満喫しました。
もうこの頃には日本で生きていく事に気が変わってました。
バリにいる間に、ジャカルタに行くかもしれない私の帰りを待ってくれてる人がいました。
バリで生活してすぐ、ジャカルタへの就職活動の熱意はあっけなく消え去りました。
そして、これがきっと最後のバリになる、もうバリは終わりにして日本で身を固めて働こう。
そう思ってましたが、帰国が近づくにつれ、別に最後って決めつけなくてもいい、またいつの日かここに来よう。
何年経ってもいい、またバリに来よう
そう思うようになりました。
最後の日、バリの神様に
「またいつかバリに呼んで下さい」
ってお願いしました。
お見送りに、大家さん家族と隣のMちゃんが来てくれた。
そして既に仕事でジョグジャに行って別れを告げたSちゃんとMちゃんがライン電話をしながら、サプライズで皆んなで書いてくれた寄せ書きをくれた。
ナイショで用意してくれてたみたいで、絵とか写真とか貼られててとても嬉しかった
多分Sちゃんが提案してくれたんだと思う。
ジョグジャに行く前に私が見送った時はクールであっけない別れだったのに、、、彼女はとてもツンデレだ、笑
彼女たちのおかげで最後まで最高に素敵な思い出になった、ありがとう
最後と決めて来たバリライフ。
この先旅行で来れたとしても、もうこんなに長く滞在できる事はないと思う。
私のお腹には、今、お子がいる。
いつ産まれてもいい時期に入り、いつ産まれてもいい大きさ。(ってか標準より大きめなので、予定日まで出てこなかったら4キロ超えると思う)
私のお腹の中で、すごく動いてる。
暴れすぎ。
ってか、苦しいぞデカイしな。
やんちゃだろ?デカイしな。
日本でやっていこうと決めて帰国し、待ってくれてる人のところへ引越しして、すぐに授かった命。
宙ぶらりん生活が、やっと本当に日本で生きていく覚悟ができました。
お腹のお子が、
「あんたいいかげんけっこんしてはよははおややれやバブー」
って、言いに来たんだと思っています。
自分自身、こうでもならなきゃ結婚しないだろうなと思ってたしね。
2015年はバリから帰って来て沖縄旅行やら引越しやら妊娠やらツワリやら結婚やらで、慌ただしく過ぎ去りました。
ってな事情で、Bali Lifeは卒業です。
バリに最初に連れてってくれたお友だち。
別れたけどバリで沢山色んな経験をさせてくれてお世話になったバリ彼。
バリで出逢ってお友だちになった人達。
バリに行く為の資金稼ぎのために、転々して知り合った派遣先の人達。
心配しながらも温かく見守ってくれた家族。
バリに遊びに来てくれた友だち。
そして、悩みながらもなかなかバリを卒業できなかった私に新しい道を与えてくれた今の旦那様とお腹のお子。
ありがとうね
バリを通して沢山の事を勉強させてもらいました。
これから私は次の課題、「家族」ってやつの勉強に入ります。
たぶん死ぬまで続いている道。
いつか友だちに、「私、家族ってニガテなんだよね」って言った事あって、何となく避けてきた道。
もう逃げれない、笑
こうなったら「家族」頑張ってみます。
それでは!
いつの日か家族でバリに行けますように
バーイ