暫くは、もやし栽培(細い血管を増やすこと)に、はげんだ琩



お風呂に入った時に頭皮マッサージしたり



手のツボをおしてみたり



もやし畑が豊作になるようにイメージしたり…



何事も続けることが肝心だ



それなのに…私ときたら最初は勢いづくくせに



長続きしない…汗


加えて大病院へ受診する日が近付き


私の探索癖は益々、エスカレートしていった走る人



病気の事を知れば知る程、もやし栽培の夢は



散りゆく桜のように、はかなく消え去った



そして、病院へ行く日が来たビックリマーク



旦那と共に大病院を尋ねると



まず、ビックリしたのが病院の中に、ドトールコーヒーやローソン、ロイヤルホストが軒を連ねていたっ


えっ!?ビックリマークここは私の大好きなジャスコっ!?



と、見紛うばかり(ちょっと大袈裟あせる)


とても病院らしからぬ、爽やかさが館内に漂っていたクローバー



病院のイメージといえば



「暗い」



「冷たい」



「臭い」



である…(※臭いとは消毒やら薬臭いって事ですあせる)



薄暗い廊下には、変な色のペンキで


〇〇科やら食堂やら色分けされてる割に、わかりにくく



なかなか診察室まで辿りつけないあせる


まるで巨大迷路


しかしっビックリマーク



ここは、まるで別世界キラキラ



病院にくると「病人」でなくても「病人」になってしまう…という持論を一気に払拭してくれた溿



何だかワクワクする…



ウロウロして、いろんな所を見て歩きたい走る人



まるで新しいジャスコを見つけ、はしゃぐ時と同じ感覚キラキラ



ハッキリ言って、こんなに綺麗なら入院してもいいかな~溿



なんて旅行者気分珖



病院が綺麗なだけでテンションあがる私って…!?ビックリマーク



気分が盛り上がって来た所で…



いよいよ診察室に突入する時が来たビックリマークビックリマーク



いったい、どんな先生が待受けているのか…涬



最初に行った病院の先生より怖かったらど~しよ~渹


不安と期待を抱えたまま扉を開けた


つづく


自宅に帰ると、とりつかれたかのように


携帯の探索をはじめた…着信



幾つか、わかりやすい解説が見つかったひらめき電球



「もやもや病」



脳の太い血管が細くなったり、詰まったりしてしまう病気、それがもやもや病です。


これらの血管が細くなると、どうなるのでしょう?


当然、脳に流れる血液の量が減ります。


血液の量が一定以上ないと、脳細胞は栄養不足で死んでしまいます。


血流が足りなくなって脳細胞が死ぬことを脳梗塞(こうそく)といいます。


ただ、脳も血流が減っていくのを黙って見てはいません。

脳も血流の減少に対し自衛策を講じます。

脳の細い血管をいっぱいに広げて血流量を保とうとします。



そこまで読んで、ハッとした…



そういえば、モジャモジャの細い血管が沢山あった…


このモジャモジャ血管が煙草のもやもやした煙に似ている事から病名がついたとか言ってたなぁ…



私の細い血管は確かに頑張っていた


左に症状がでるという事は右側の脳血管に問題がある。



あの映像には左から右に伸びる細い血管が写し出されていた



あの、もやしのような、か細い血管は足りない血流を補う為に



必死に右側へと伸びていた…瀨



何故か、その、もやし血管に深い感銘を覚え愛しくさえ思うビックリマークビックリマーク



人間の生命力って凄いキラキラ



そこで私はひらめいたひらめき電球



その、もやしを沢山、育てる事が出来れば



この病に打ち勝つ事ができるのではないかっ



もやしは、いつか 太もやしに成長し


立派に太い血管の役目を担ってくれるかもしれないっキラキラ


前途洋々な気がした



その時までは…



私はまだ、この病気の事を、あまりにも知らなすぎた…渹


つづく


恐る恐る診察室へはいると、先生は慌ててパソコンの画面を切り換えた



切り換える前の画面に映っていたものを私は見逃さなかった瀅



将棋である…



エリートの遊びは格が違う



先生は画面に気持ちの悪い私の脳画像を映し出したパソコン



初めて見る自分の脳血管映像に驚いた



先生は最初からわかっていたかのように『やっぱりな…』という顔をした淏



そして私の病名を告げた…



「貴方の病名は、もやもや病です…」



「もやもや病!?ビックリマーク



何処かで聞いたような病名…



先生は病気の解説を始めたひらめき電球



「ここを見て下さい…この血管は通常、繋がっているんです。正式名はウィルス動脈輪といいますが…もやもや病の患者さんは、この血管が何らかの原因で未発達なんです…」



み、未発達とは…



私、馬鹿ってことっ!?ビックリマーク



確かに外科医はエリートだが、ここまであからさまに侮辱!?されるとは…瀅



少しばかり怒りを覚えたが



話が進むにつれ



私の『ちんぷんかんぷん度』はマックスに達した



先生の説明は全く頭に入らず



帰ってネットで調べようと心に決めたグッド!



何だか上の空の私に気が付いたのか


「何か質問はありますか!?



と先生が言ってきたので内心迷ったが、ある疑問をぶつけた瀨



「あの…汚いんですけど…爪が黒いのが気になって…涬」



私は恐る恐る靴下を脱いで足を見せた…瀇



先生は冷たく



「白癬菌ですね」と言った汗



ようするに…



み、水虫ってこと瀨



確かに、よくよく考えたら脳神経外科医に足を見せるのは、お門違いである…汗



ただ、ドラマ『医龍』にハマっていた私は



些細な情報でも病気のヒントになるのでは…と思ったのだビックリマーク



は、恥かしすぎる…濵



早く切り上げて、この場を去りたかったが



先生は何事もなかったかのように



淡々と話を進めた



「大きい病院で、もう一度詳しく調べて下さい…紹介状をかきますので、それを持って、ご主人と一緒に診察してもらって下さい」



旦那と一緒に…涬


何だか話が大きくなっている気がした…



私の病気は、そんなに酷いものなのかっ…瀇



「もしかすると、検査次第では手術になるかもしれません」



聞いてもいないのに、先生はエグイ手術の話をはじめた瀨



気持ちの悪い手術の説明と、先程の水虫の件で、とっとと診察室を立ち去ろうとした私に先生は一言



「他に質問はありますか!?



あまりにも質問しない私に不信感をいだいたのか…!?


私は何か質問しなくては…と思いドアの前で立ち止まって一言…



「あの…この病気、歌手の徳永英明さんと一緒ですよね…!?



「そうです汗ネットなどで調べてみて下さい…」




こ、怖いビックリマークビックリマークビックリマーク



私の心を見透かしてる瀨瀨瀨




私は、この先生に驚異を感じた…涬



流石、名医である


つづく