先月、思い立って伊勢に行って参りました。
日の出が見たくて、二見興玉(ふたみおきたま)神社まで行きました。
てっきり海からの日の出が見れるかと思いきや、まさかの山でした。
夫婦岩から日の出が見られるのは5〜7月、夏至辺りには富士山の背から昇る朝日が見られるということなので、これからどんどん太陽は左に移動していくんですね。
ちなみに冬場の10月〜1月、満月の前後4日ほどは夫婦岩の間に満月が見られるそうです。
小さい方の岩のすぐ横に鳥さんがいますね。
こちらにお詣りさせてもらうのは多分3回目だと思うのですが、2回は神社仏閣巡りを始める前でした。
きちんと由緒書きなども読んだことがなかったので、夫婦岩が興玉神石(おきたましんせき)と言われる海中の磐座と、日の大神を遙拝する鳥居の役目だったなんて知りませんでした。
てっきり海の神さまをお祀りする神社かと思っていたら、御祭神は
猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)
宇迦御魂大神(うがのみたまのおおかみ)
綿津見大神(わたつみのおおかみ)
だったんですね。
ちょっと意外でした。
しかもウィキペディアで調べてみると、興玉神石の大きさは東西216m×南北108mって、おっきい!
これまたビックリです。
日の出の写真を撮ってから参道を戻っていくと、さきほどの鳥さんが夫婦岩の後ろの岩に留まっていました。
天の岩屋にもお詣りしました。
人は何度でも生まれ変われる、わたしも今日からまた生まれ変わる、となんとなく思いました。
参道=産道を通って鳥居から出るんです。
新しい自分になれる気がしませんか?
折しもこの日は節分です。
思えばお寺も戒壇巡りがあったり、清水寺では胎内巡りもさせていただきました。
日本という国は何度でも始めるきっかけのいただけるところなんだな、と思いました。
どんな自分で有りたいのか、どんな自分に成るのか、思い描いて宣言して始める。
その機会は何度でもあるのです。
そんな風に神さま仏さまとお付き合いできれば、とっても気楽に生きられる気がしました。
力強い二人三脚を組んでいるようですね。
わたしが勝手に思っているだけですけど☺️
それともみなさんとっくにそういうお詣りをされているのかな。
わたしは感謝と祈りとお願いはしてもあまり宣言はしていませんでした。
これからはそうしてみよう。
こちらでは久しぶりに絵馬をいただきました。
玉串を口に咥えて日の出を拝む兎さんの図。
おめでたい!
おみくじもいただきました。
裏に神の教があるタイプだったのですが、すごく意味深。
神とひとつの心になれば、はれて清(すが)しい胸のうち
自分も知らず、相手も知らぬが、愛おしいと思う心、憎いと思う心、それが此の身体から光となり波となって、相手の身体に心に傳(つた)わって、善いも悪いも悉(ことごと)く影響を及ぼす。
常に神様の御心と御一体になり、平らかな心、清(すが)しい思いで、美しい光、清い心の波を放出しなさい。
それが神の子として社会に生きる人の在り方です。
テレビで見かけるシークエンスはやともさんの霊視だと、芸能人のみなさんは良いものも悪いものもたくさんくっついてますもんね💦
“平らかな心、清しい思い”
心に留め置きたいと思います。
腹が立った時、イライラした時、一服の清涼
剤のようにこの言葉を思い出したい。
駐車場に戻ると、先ほど岩に留まっていた鳥さんが上空を回っていました。
お見送りかな?ありがとう。
次は伊勢神宮 外宮へ向かいます。
わたしはどこかで御守やおふだを授与していただくと、外袋に年号と日付、いただいた神社仏閣の名前を書いて置いておきます。
お返しする時にはその袋に入れてお返しします。
こちらに向かう時におふだを袋に入れると、昨年も同じ日に訪れていました。
すっかり忘れていたけど、ちょうど一年前だったようです。
古殿地です。
この空間がとっても気持ち良い。
外宮は先ほどの二見とは違って巨木がたくさんあるせいか森の空気。
どちらも好きです☺️
なぜかななめっている写真ばかりですみません💦
外宮の中にある所管社で、中には井戸があるという下御井(しものみい)神社にお詣りすると、すぐ後ろでガサガサ音がして鳥さんが何か啄んでいます。
ハラジロという鳥かな?
出迎えてくれたのかな?
次は内宮へ向かいます。