彼は、毎日、メールをくれたよ。
いつも、優しい彼のメール。
私のこと、君って、書いてたから、私の名前知らないと思ってた。
友人とランチしたとき、彼のこと話したら、
「あの子、いい子だったよね。可愛くて、性格良くて、私、好きだったよ。」
「うん。電話してみようか?」
友人に、電話変わって、彼びっくりしてた。
友人に、
「私の名前、知ってるか聞いてみて!」
彼女が聞いてくれたら、
「カノン!って、知ってたよ。」
だって、
一安心。
彼がある日、
私のこと、
「とっても大切な人だって思っているから・・・」
って、書いたメールをくれたんだよ。
その意味がわかるまで、あんまり時間はかからなかった・・・
彼は、
「カノンのこと、好きなんだ・・・」
って、書いたメールをくれたから・・・
初めて、会社の帰りに、二人で、待ち合わせした。
お互いの車の運転席に乗ったままだったけど、いろんなこと、話した。
会えて嬉しかった。
ありがとう。
って、メールをもらって、私のほうが、嬉しくなった。
顔を見るだけでいいんだって。
話ができたら、もっと嬉しいんだって。
私に会って、あんなに喜んでくれた人、今までいなかったから・・・
生まれてきて良かったって、心から思った。
家に帰って、子どもから、ほかの事で、いろいろ、文句ばかり言われたけど、今日は、気にならなかった。
主人は、相変わらず、私に触れてもくれない。
キスさえ嫌がる・・・
自分が惨めで、悲しくなる。
このまま、女を、終わってしまうんだろうか・・・
そんな、焦りにも似た感情が芽生えてくる・・・
セックスレス、そうだよね。
1年くらい関係は無い。
主人から求めては来ない・・・