東京から、地元である滋賀県に戻って5ヶ月とちょっと。今のところ、自分の車はない。といっても一緒に暮らす父親の車があるので、駅まで送ってもらったり、図書館へ行く時に借りたりはしているのだけど。

2年前に上京する際に自分の車は手放して、滋賀に戻ってきてからもそのまま。滋賀を離れるまでは『滋賀県で暮らすには絶対車が無いと無理』『1人に一台は絶対必要!』と決まり文句のように言っていたし、実際そう思っていた。

けれど、滋賀で再び暮らしてみて、なかなか車を買う気が起きない。

東京での生活で、バス&電車移動に慣れたか。本数や利便性は比べものにはならないけど。

それでもなければ無いで、どうにかなっている。そもそも、20代で車を買うまではそれが普通だった。運転がそもそも好きでは無いから、車があっても通勤と買い物くらいで、あちこち行くタイプじゃなかったし。

自分1人を運ぶために、あんな大層なものを買うという気が湧いてこない。さいわい職場はバスと電車で通えている(※時間はかかる)。自分が結婚して、子供がいるとかならまだ違ってくるかもしれないけど。

今は一世帯に一台あることになるのでそれで良い。

私が幼いときは、親もまだ車を持ってなかった気がする。それで生活できていた。それがいつのまにか、『1人一台がフツー』と考えるようになってた。

職場で『車を持っていない』と言うと、めちゃくちゃ不便そうという反応をされる。けれど、当面はこのままで行くつもり。変わるかもしれないけど。

おかげでよく歩くようになった。便利さを一度手放してみると、また違う角度で見えてくるものがある。