今週のレース情報! | かんのぶのブログ

みなさん、こんばんは!


先日の日曜日、マレーシアのセパンサーキットでモトGPが、日本ではスポーツランド菅生で全日本モトクロスの最終戦MFJGPが行われました。


モトGPではヤマハのロッシが2位、ロレンソが3位と、3戦連続で二人揃って表彰台を獲得しました。


一方全日本モトクロスでは、AMAモトクロス250クラスランキング3位のクーパー・ウェブがエントリー。

普段走らせているYZ250FからYZ450Fに乗り換え、慣れないマシンにも関わらず両ヒートぶっちぎりで優勝。

また、YSPレーシングの平田選手も両ヒートともスタートが悪く、追い上げのレースとなったものの、ヒート1 4位、ヒート2 2位と総合2位を獲得しました。


              『ロッシとロレンソが揃って表彰台』



■大会名称:MotoGP第17戦マレーシアGP
■開催日:2014年10月26日(日)決勝結果
■開催地:マレーシア/セパン(5.548km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:36度 ■路面温度:54度


モビスター・ヤマハ・モトGPのV・ロッシとJ・ロレンソが揃って表彰台を獲得。ヤマハのダブル表彰台は今季8度目。グリッド2列目から絶好のスタートを切ったロッシは、ポジションをふたつ上げてロレンソに続く4番手。まもなくロレンソが順位を上げると、ロッシもすぐに反応してついていき3位へ浮上した。しかしそのすぐ後ろには、ライバルのM・マルケスがぴったりと追走している。3ラップ目、2位を走行していたD・ペドロサが最終コーナーで転倒し、ロッシは自動的に2位に浮上。引き続きロレンソを追いながら着実にその差を詰め、9ラップ目でついにパスを仕掛けてトップに躍り出た。依然として後方につけてくるマルケスを突き放そうとするロッシだが、最終コーナーでわずかにラインを外し、その間にマルケスに先行を許してしまう。その後もあきらめずに再度逆転を目指して懸命の追走を続けたが、タイヤが消耗し始めてペースが上がらずトップを奪い返すことはできなかった。マルケスとの差は2.445秒。


一方のロレンソは2番手で第1コーナーへ。その後マルケスとわずかに接触して遅れたものの、すぐに立て直して3番手をキープ。4番手で追ってくるロッシとともにサイド・バイ・サイドの状態で、次々にコーナーをクリアしていく。ペースでは優っていたロレンソが、A・ドビツィオーゾとD・ペドロサをパスして、オープニングラップの最後でトップに浮上。さらにリードを拡大しようと身体を伏せてペースアップを図るが、その後ロッシが追いつき、9ラップ目で先行を許すこととなった。ロレンソが応戦する前にマルケスがトップ争いに加わり混戦模様。ロレンソも最後まであきらめずに戦い続けたが、最終的に3位でチェッカー。モトGPで通算85回目の表彰台に上ることとなった。


ヤマハ モトGP情報



『ウェブが両ヒートを制覇、平田は猛烈な追い上げを見せる!』



■大会名称:2014全日本モトクロス選手権第9戦MFJGP
■カテゴリ:IA1・IA2クラス
■開催日:2014年10月26日(日)
■会場:SUGOインターナショナルモトクロスコース


予選では初めて走った日本のコースに少々戸惑い、ミスもあって11位にとどまったウェブが、第1ヒートでAMAライダーとしての本領を発揮する。スタートでは周囲のライダーに先行され中団に埋もれるが、わずか1周で5番手までポジションを回復すると、2周目には3位へ浮上。さらに前を行く小方誠(ホンダ)、成田亮(ホンダ)へそのまま襲いかかると、4周目にはトップに立った。成田が抜き返すなど接近戦が3周ほど続いたが、ウェブはハイペースを維持して後続を引き離し、最終的には20秒近いマージンを築き上げる圧倒的な独走で優勝を飾った。


平田は第1ヒート、スタート直後の第1コーナーで転倒を喫し、27人中24番手からの追い上げを強いられることになる。しかしあきらめない平田のペースは非常に速く、1周目の段階で早くも14位まで挽回すると、レース中盤には6位へと浮上した。平田はさらに追い上げ、絶望的にも見えた上位陣との差も詰めて、最終的に4位でチェッカーを受けた。このMFJ GPがケガからの復帰2戦目となった田中教世は、ライバルたちとバトルを繰り広げるも、ポジションを守るかたちで11位となった。なお、表彰台は2位に成田、3位は新井宏彰(カワサキ)が獲得した。


第2ヒートでは、ヤマハが1-2フィニッシュを達成した。トップでゴールしたのはウェブで、ホールショットを奪う完璧なスタートから全日本ライダーたちを圧倒する。1周目からリードを広げると、2周目には完全な独走態勢へと持ち込み、そのマージンはゴールした時点で28秒以上にもなっていた。


一方、平田は第2ヒートで激烈なバトルを繰り広げる。1周目は7位と、今度のスタートも決してよくなかったが、成田、小方、熱田孝高(スズキ)らが構築した2位争いの集団の最後尾につけると、少し様子をうかがった後にアタックを開始。レース終盤に向かいながらひとりずつ、確実に抜いていった。特に熱田との2位争いはし烈で、決着するまでに数周かかったが、平田は終盤で熱田を突き離し、単独の2位となってチェッカー。


ヤマハ 全日本モトクロス情報