『EUC主催サーキット走行会』
5月26日、愛媛県二輪自動車協同組合(EUC)主催のサーキット走行会を、快晴の熊本HSR九州で行いました。
組合としては初開催のサーキット走行会だったのですが、93名もの参加をいただき盛大に行うことができ、参加者のみなさんには感謝しております。
トラックやトランポに積んできた人、ツーリングを兼ねて自走してきた人など様々です。
12時よりミーティングを行い、サーキット走行時の注意点や各フラッグの説明がありました。
ミーティングのあとはTシャツやケミカルをかけて全員でジャンケン大会を行いました。
このジャンケン大会のおかげで、走行前にリラックスできたようです。
初級、中級、上級の3クラスに分かれて、20分間3セットづつ走ります。
まずは初級クラスからのスタートです。
この走行会は初級、中級クラスの人は皮ツナギでなくても、ツーリングに使うジャケットなどで走ることができるので、とっても参加しやすくなっています。
長いストレートでは、初級クラスの方でも150キロ以上は出ていると思います。
どんな時でもチェカーフラッグを受けるのは気持ちがいいですね。
初級クラスの走行終了後には、SBSフルタイムの三原社長がアドバイスをしている光景が見かけられました。
最後は上級クラスですが、このクラスになるとサーキット走行は慣れている者ばかりなので走りがまったく違います。
勢い余ってコースアウトしています。
これは初級クラスでのできごとでした。
無事にコースに出ることができました。
こちらも初級クラスですね。
慣れてきて、ついついスピードを出し過ぎたんでしょうねぇ。
コースアウトした手前のコーナーポストでは、オフィシャルの方がイエローフラッグを振って、後続から来るライダーに危険を知らせています。
どうも今回は自力での脱出は無理のようで、レスキューのトラックがやって来ました。
3人がかりでやっとトラックのところまで持っていくことが出来たようです。
やっと積み込みもでき、バイクに跨って一緒に運んでもらいます。
レスキュー車に乗ったままコースを走って、パドックまで帰ります。
バイクの損傷も軽度で怪我もなく、よかった!よかった!
今回は救急車が出動したので心配です。
ただ怪我はたいしたことが無く、病院にも行くこともなかったので安心しました。
ライダーのみなさんお疲れさまでした。
5月の気温としては暑いくらいの天気の中での走行、またその後四国までの帰路とたいへんだったとは思いますが、これに懲りず次もぜひ参加してください。
それでは最後にみなさんはあまり聞いたことがないとは思いますが、「愛媛県二輪自動車協同組合」とはどのような組織なのか簡単に説明しておきます。
愛媛県下の二輪販売店で作る組合で、二輪車を取り巻く環境を是正し「より良い二輪社会を築くために」を スローガンに『全国オートバイ協同組合連合会』 に加盟しています。
全国組織になることにより国にもいろいろと要望を出すこともでき、今までにもいろんなことが実現できました。
【実現した内容】
・二輪車の高速道路等における最高速度の引き上げ
・大型二輪免許の教習所での取得
・二輪車の高速道路等における二人乗り禁止の解除
・盗難二輪車のデーター開示
・輸出二輪車の税関における盗難検査の実施
【要望中の内容】
・現実に即した二輪車駐車違反の取り締まり
・バス、二輪車専用レーンの設置
・二輪車の高速道路路側帯の通行緩和
・小型二輪(125cc未満)免許の取得簡便
・有料(高速)道路における二輪車通行料金の引き下げ
・二輪車駐輪場の建設促進
・二輪ETC車載器購入に対する助成金の復活
・2サイクル二輪車からの乗り替え、エコ助成金の支援
など
また、国会議員の先生方にも超党派でオートバイ議員連盟を立ち上げていただき、愛媛1区の塩崎先生も加わっていただいております。
また、現在の自民党のオートバイ議員連盟の事務局長は、あの三原 じゅん子議員です。
これからも二輪ライダーのお役に立てるよう頑張っていきますし、ライダーのみなさんの要望なども聞いて、実現できるようにしていきたいと思いますので、どんどん意見を聞かせてください。
それでは、これからも当組合をどうぞよろしくお願いします。
愛媛県二輪自動車協同組合 理事長 菅 信明