さてそろそろハ長調のソナチネのメロディ浸み込んでできましたか?


と今度は左手ですね。


まずはバスだけ弾いてみましょう。


曲を下から支える大事な土台の音です。


チェリストの気分で。


よく響かせて。


これもよく浸み込んできたら、内声です。


暖かい音色のヴィオラ。


バスと内声で、ドソミソ、ですが、


バタバタ弾かないで!


チェロとヴィオラのアンサンブルのように。


バスの「ド」は、フィンガーペダルで伸ばしてみましょう。


その上にそっとヴィオラの音を混ぜ合わせて。


集中して、よく音を聴きながら。


クリアできたら、メロディと合わせましょう。


左手は右手の音をよく聴いて。


ひとりで3人か4人のアンサンブルです。




結構めんどうくさい?


でもこれができるようになると


すごく豊かな世界が開けてきます。


室内楽や伴奏する時にも役立ちます。


モーツァルトくんは、あなたに


「僕のこと好き?」


って聞いてますよ。