伊藤詩織さんの涙に人は何を感じるのか。 | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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伊藤詩織さんの勝訴、海外メディアが続々と報じる「ブラックボックス打ち破る」

「性的被害を発言しにくい国で、#MeToo運動のシンボルが、注目の裁判で勝訴」と報道。日本の「闇」を指摘するメディアも

「ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者の山口敬之さんから性行為を強要されたとして損害賠償を求めた民事裁判で、東京地裁が12月18日、山口さんに330万円の支払いを命じる判決を言い渡したことについて、アジアや欧米の海外メディアも詳しく伝えている。

フランスのAFP通信は「日本人ジャーナリストが注目の#MeToo裁判で勝訴」という見出しで速報した。

 

伊藤詩織さん勝訴を伝えるAFP通信

AFPのHPより

伊藤詩織さん勝訴を伝えるAFP通信

 

イギリスのBBCは、伊藤さんは、性的被害を発言しにくい国で#MeToo運動のシンボルになっていると伝えた。証拠不十分で事件化されなかったことを指摘した上で、強制性交を取り巻く環境について触れた。日本では強制性交の被害のわずか4%しか警察への被害届がでない(2017年)点をあげ、伊藤さんが警察へ相談した際に、人形を使ってレイプの現場を再現させられ「セカンドレイプ」のような扱いを受けたことに触れている。」            「HUFFPOST」より

 

https://www.huffingtonpost.jp/entry/news_jp_5df9e6c5e4b0d6c84b75ce2a?fbclid=IwAR3WzMTxhlMRCLCAL_BKz6m6GuB36kvJzWcGwY8C7YtWVdREp8_Q5nezGvM

 

日本国内での報道より、海外での報道の方が進んでいるように見える。

人権感覚が鋭い諸外国のメディアがこの裁判の帰趨に注目していたのだ。

英国BBCは速報まで流したという。

次はBBC日本版から。

 

伊藤詩織氏が勝訴、強姦めぐる訴訟で元記者に賠償命令

  • 2019年12月18日

Japanese journalist Shiori Ito sheds a tear as she speaks to reporters outside the Tokyo district courtImage copyrightGETTY IMAGES
Image caption勝訴した伊藤詩織氏

東京地方裁判所は18日、ジャーナリストの伊藤詩織氏が、著名なテレビ記者だった山口敬之氏に強姦されたとして損害賠償を求めた訴訟で、山口氏に330万円の支払いを命じた。

 

伊藤氏は、2015年に意識がない状態で山口氏に強姦されたと訴えていた。

 

しかし、検察は嫌疑不十分で不起訴とした。伊藤さんは民事裁判を起こした。

 

性被害を訴える人が少ない日本社会にあって、伊藤氏はセクハラ被害者を支援する「#MeToo(私も)」運動のシンボルとなっている。

伊藤氏は判決後、「勝訴」と書かれた紙を掲げ、「嬉しいです」と語った。

2017年の政府の調査によると、日本の強姦被害者のうち警察に届け出たのはわずか4%だった。」

 

https://www.bbc.com/japanese/50832312

 

就職の相談に訪れた自分の娘くらいの年齢の女性を、相手の弱みにつけ込んで酒を飲ませ、むりやりホテルに連れ込んだアベ友オヤジの卑劣な犯罪を許すことが出来るか。

 

 

山口は、こんなアベよいしょ本を書いていた。

そしてこの男の逮捕を寸前で止めた男が当時の警視庁刑事部長で今、次期警察庁長官ではと噂される中村格だ。

 

「安倍総理ベッタリ記者」山口敬之逮捕を中止した、次期警察庁長官の忖度捜査

 

「15年4月、TBSのワシントン支局長だった山口記者が一時帰国した折、TBSに働き口を求めていたジャーナリストの伊藤詩織さんと会食した。彼は当時、安倍総理に最も食い込んでいた人物である。そのホームグラウンドである東京・恵比寿で2軒目までハシゴしたところから意識を失った彼女は、その後タクシーに乗せられた。車中で彼女は嘔吐しつつも、タクシーは港区内のホテルへ。翌日未明、性行為の最中に目が覚めた。

 詩織さんの刑事告訴を受け、高輪署は捜査を開始。その年の6月、準強姦容疑での逮捕状を携えた高輪署の捜査員が、機上の人となっていた山口記者を逮捕すべく成田空港でスタンバイしていた。しかし、その直前に逮捕は中止された。それは、中村氏の指示によるものだった。

 警察庁の関係者によると、

「捜査1課から、捜査を担当する高輪署の刑事課長に“この件はこちらで引き取る”旨の連絡があったようです。課長は“捜査介入だ”なんて言えません。“はい、わかりました”ということで、諒とするわけです」

 捜査を継いだ警視庁からの書類送検を受けた東京地検は、ほぼ1年後の16年7月に不起訴と判断。詩織さんは17年5月、検察審査会に審査申し立てを行なったものの、9月に「不起訴相当」の議決が出ている。」       「デイリー新潮」より

 

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191129-00594877-shincho-pol&p=1

 

伊藤詩織さん「勝訴」 連れ込む山口記者の姿を目撃…控訴審でカギを握る「ドアマンの供述調書」

 

 「山口記者は詩織さんの腕を引っ張って、無理やり車外へ連れ出そうという動きを取る。

「週刊新潮」2019年12月26日号

 

〈女性は左側のドアから降ろされる時、降りるのを拒むような素振りをしました。「綺麗にしなきゃ、綺麗にしなきゃ」とまだ言っていたので、座席にとどまって車内を掃除しようとしていたのか、あるいはそれを口実に逃げようとしているのか、と思いました。それを、男性が腕をつかんで「いいから」と言いました〉

〈足元がフラフラで、自分では歩けず、しっかりした意識の無い、へべれけの、完全に酩酊されている状態でした。「綺麗にしなきゃ、綺麗にしなきゃ」という様な言葉を言っていましたが、そのままホテル入口へ引っ張られ、「うわーん」と泣き声のような声を上げたのを覚えています〉

〈客観的に見て、これは女性が不本意に連れ込まれていると確信しました〉

 山口記者が主張する“合意の上だった”とは真っ向から対立する証言だ。

 詩織さんは裁判後の会見でこう語った。

「ひとつのピリオドをつけられたと思います。しかし、勝訴したからといって私が受けた傷はなかったことにはなりません」

 

                                    「デイリー新潮」より

 

https://www.dailyshincho.jp/article/2019/12181700/?all=1

 

 

 

 

伊藤詩織さん、月刊Hanadaやはすみとしこなどに法的措置へ👍

 

雑誌やSNS、動画配信サイトなどを使って幾度となく繰り返された攻撃に、法的措置が講じられることになりました

はすみとしこのイラストや、月刊Hanadaなどで行われたセカンドレイプ的な言説に対して法的措置を検討しているそうです

 

記者:
(性被害を)カミングアウトされてからセカンドレイプ的な言説が大変多かったと思います。例えばはすみとしこさんとか、あるいは月刊Hanadaとかは、本当に確信的なセカンドレイプを行っていました。もし東京高裁で勝訴した場合、そういうセカンドレイプ的な表現をしてきた人たちを訴える可能性はありますでしょうか。

 

伊藤さん:
はい。これはどんな結果になろうと今一度民事でのピリオドが打てましたので、次にはこういった方々からの攻撃についての法的措置を考えています。というのもやはり、そういった措置を行わなければどんどん続いてしまう。

 

一番やはり心苦しいのは、そういった私に対するコメントを見て他のサバイバーの方も「やっぱり自分が話したら同じように攻撃されるんじゃないか」という(思いを抱かせてしまう)。そういった性暴力サバイバーに向かう本当にネガディブな声をウェブに残してしまうんじゃないかということ自体がいろいろな人たちを沈黙させてしまう理由になると思っているので、法的措置を執りたいと考えています。

 

記者の質問で名前が挙がった月刊Hanada。先日もお伝えしたとおり、伊藤詩織さんを雑誌ぐるみで攻撃していました。

編集長自らが山口氏を「"伊藤詩織問題"。”被害者”はどちらだと思いますか?」と題した公式動画に出演させています

 

また、はすみとしこさんは伊藤詩織さんを強く侮辱するイラストをアップし、BBCで報じられた伊藤さんの泣き顔に「枕営業失敗した時の詩織ちゃん?」とコメントするなど、むせ返るような悪意をぶつけた人物

 

YouTubeの番組で「#MeToo はモテない女性のひがみ」などとしたイラストを見せるはすみさん。盟友の杉田水脈議員、千葉麗子さんと笑顔で語り合っています。なお、別の回では伊藤さんをひどく攻撃するイラストがお披露目され、同じように"笑いのタネ"にされていました

ちなみに杉田議員は削除されたこちらのツイートをはじめ、各所で伊藤詩織さんを叩いていました。性暴力被害を訴える人物を国会議員があざ笑い、中傷していたわけです

 

まるで伊藤さんが自分から誘ったかのように決めつけ、「恥ずかしい」「情けない」などと非難する杉田議員。性暴力被害者が訴え出ることができない現状を体現するかのような言説です。(※国会議員の発言であるため、公益性を鑑み掲載しています)

(BUZZAP)

 

 

山口敬之と雑誌ぐるみで伊藤詩織さんを攻撃していた「月刊Hanada」と小川榮太郎の記事をご覧下さい

 
 
 
 
 

そんな山口と仲間たち。手前左が山口、その右手はNHKに巣くうアベ喜び組・

岩田明子

 

 

 

 

左は読売系のテレビによく出ている男だね。

 

こんな連中がテレビで大手を振っている日本て、やっぱり狂ってる。