下の記事は、「赤旗」日曜版に掲載されていた民間会社社員の中央官庁への「天上がり」の実態。
こんなことを許しておけば、この国の政治は民間会社に奉仕する一方になるだろう。
リトアニア大使館に潜り込んだ日立社員は、自社の原発をリトアニアに売り込むのに夢中のようだ。
大使自ら原発売り込みの先頭に立っていると言うんだから、なにをか言わんやだね。
リトアニアは言うまでもなく、杉原千畝がナチスの迫害から逃げるユダヤ人たちに「命のビザ」を発行し続け、6000人を超える人たちを救った地だ。
カウナスにあった当時の大使館は記念館として保存されていたし、首都ビリニュスの桜公園には早稲田大学が寄贈した顕彰碑も建っている。先人の遺業に唾吐きかけるような愚行だな。
「赤旗」日曜版はデジタルデータがないので、見にくい写真でごめんなさい。
共産党も、こう言う記事はデジタルデータでホームページにアップすれば良いのになぁ。
紙の新聞が売れなくなるからかね。
「相次いで破綻した安倍政権の「原発輸出」。その舞台裏では、日立製作所が、原発輸出を狙う国の現地大使館など省庁に多数の社員を「天上がり」させていたことが編集部の調べで分かりました。」