専門家も警鐘 南海トラフ巨大地震“前兆”続々発生の不気味 | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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「原発なくそう ミツバチの会」の活動報告や事務局ノブクンの日々のつぶやきを発信しています。

降順 発生時刻 震源地 マグニチュード 最大震度
2019年2月20日 7時05分ごろ 長野県北部 2.9 1
2019年2月20日 6時53分ごろ 熊本県天草・芦北地方 2.7 1
2019年2月20日 1時25分ごろ 宮城県北部 4.1 2
2019年2月19日 22時04分ごろ 長野県北部 3.0 1
2019年2月19日 21時04分ごろ 長野県北部 4.5 3
2019年2月19日 21時03分ごろ --- --- 3
2019年2月19日 18時26分ごろ 胆振地方中東部 3.1 1
2019年2月19日 17時57分ごろ 静岡県西部 3.7 2
2019年2月19日 17時10分ごろ 奄美大島近海 4.1 3
2019年2月19日 17時06分ごろ 茨城県北部 4.0 2
2019年2月19日 15時57分ごろ 奄美大島近海 3.4 1
2019年2月19日 11時41分ごろ 奄美大島近海 3.4 1
2019年2月19日 1時13分ごろ 宮城県沖 3.2 1

 

 
 
19日から20日にかけてだけの地震情報だが、ニュース速報がテレビで相次いで流れると気になる。
この問題について、立命館大学の高橋学教授が「日刊ゲンダイ」で次のように述べていた。
 
 
「30年以内に80%の確率で発生する――。こう言われてきた南海トラフの巨大地震は、すでに起きつつある。

 海洋研究開発機構は今月8日、探査船「ちきゅう」で南海トラフを掘削し、地震発生の仕組みの解明調査を断念すると発表。国家プロジェクトは失敗に終わったが、今年に入って巨大地震の前兆は止まらないという。

 気象庁の発表によれば、2月6日に石垣島近海(M4.7)、10日に奄美大島近海(M4.8)、11日には紀伊水道(M3.7)で揺れている。いずれも約40キロの深さで発生。この位置と深さ40キロという数字に大きな意味があるという。立命館大教授の高橋学氏(災害リスクマネジメント)が言う。

「今年になってから、静岡県、三重県南部、和歌山県南部、徳島県南部、紀伊水道、高知県西南部で地震が起きています。日本列島の南端、つまりフィリピン海プレートの境界に近いエリアで相次いでいるのです。南海トラフの巨大地震は、フィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込むことで起きる。しかも40キロという深さは、プレート境界、つまりプレートがもぐり込んでいる深さになります」

 高橋氏によると、日本列島を横断するプレートの境目がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる現象が続いている。数カ月かけて、四国を横断し、和歌山、三重、そして現在は愛知中部の地下でスロースリップ現象が起きている。

 しかも、フィリピン海プレートのかかるフィリピンでは、昨年12月29日に南部ミンダナオ島の沖合でM7.2、1月7日にはインドネシアのモルッカ海でM7.0の巨大地震が発生。また、2月3日には淡路島付近(M3.1)、8日は鳥取県中部なども揺れ始めていて、これも不気味な現象だという。

「数十年から数年前に西日本で起きた内陸直下型のエリアで再び地震が発生しています。阪神・淡路大震災や鳥取県中部地震の震源地で、このあたりはしばらく静かでしたから気がかりです」(高橋学氏)

 南海トラフの巨大地震は、関東にも影響を及ぼすことを忘れてはいけない。

「伊豆半島東側の東京湾口の下には北米プレートがあり、その下にもぐり込んでいるのがフィリピン海プレートです。実はここに位置する神奈川県西部、東部でも最近、地震が続いています」(高橋学氏)

 東京湾口はいわゆる相模トラフと呼ばれる場所で、相模トラフが揺れれば首都直下地震を引き起こすといわれる。同時に起きるリスクもあるというから、列島全体が危機にあるのかもしれない。」
 
 
所詮地震予知なんか不可能というのが今の科学水準だが、いつかは起こるのも事実だろう。
改憲言葉遊びなんかにトップが熱中しているととんでもないことになるかも知れない。
自宅倒壊とか、地盤の崩壊とかが起きれば、そこまでと諦めるしかないかも知れないが、せめて自分で出来る家具などの倒壊防止や食料・水などの備蓄は進めておこう。