川内原発に迫る地下の異常/桜島大噴火とトカラ列島M4.2の地震 | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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桜島、噴煙4100メートル 今年最高、歴代7位タイ

 

 1日午後3時35分ごろ、桜島(鹿児島市)の昭和火口で爆発的噴火があり、噴煙が高さ4100メートルに達した。爆発的噴火は今年43回目で、噴煙の高さは最も高い。大きな噴石が火口から約500~800メートル飛んだ。

 

 

 鹿児島地方気象台によると、1955年の統計開始以降、昭和火口で観測された噴煙の高さでは7位タイの記録。2013年8月18日に最高の5千メートルを記録している。

 噴火警戒レベルは3(入山規制)を維持。気象台は、火口から2キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けている。

 
 
「共同通信」より転載
 
 
 
今度は鹿児島トカラ沖 川内原発は南北の地震に挟撃される
 
 
24日夜、鹿児島県西南方向沖にあるトカラ列島近海で推定規模M4.2の地震が観測された。一連の地震でテレビのニュースは震源地の熊本県や大分県に焦点を当てて、鹿児島県の地図をほとんど映さない。だから位置関係がつかみにくいのだが、トカラ列島と熊本県の中間地点には、全国で唯一、稼働中の鹿児島・川内原発が存在する。トカラ列島近海の地震は熊本地震と関連はないのか。

武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏(地震学)がこう言う。

「確定的なことは言えませんが、この状況下では、トカラ列島の地震と熊本地震は何らかの関係があると考えるべきです。国内最大級の活断層である中央構造線は、沖縄から熊本、大分、愛媛を通って長野まで延びている。トカラ列島周辺は沖縄と熊本の間に位置しますが、海底の断層が見えにくく、解明されていないことがたくさんある。『解明できない』=『安全』ではありません」
 
19日には川内原発の80キロ圏内に入る熊本県八代市で震度5強を記録する地震が起きた。川内原発から50キロのところには、今回の地震の引き金となった日奈久断層帯がある。

「震源が熊本、阿蘇、大分と移動していることを考えると、今後は北東に移っていく可能性があり、愛媛県の伊方原発は危ない。また川内原発も、八代市の地震が南西側に進んだり、トカラ列島沖の地震が北上するかもしれず、非常に怖いところに建造されています。とくに川内原発は先月、52キロ離れた桜島で爆発的噴火が5回も起きているから要注意です」(島村英紀氏)

これで川内原発の運転を継続している方がどうかしている。どう考えても、即刻、稼働停止すべきではないか。
 
 
「日刊ゲンダイ」より転載
 
 
 

爆発的噴火を起こした鹿児島・桜島。噴煙が高さ4100メートルに達した=1日午後3時40分、鹿児島県垂水市牛根麓から(無人リモートカメラで撮影)

 爆発的噴火を起こした鹿児島・桜島。噴煙が高さ4100メートルに達した=1日午後3時40分、鹿児島県垂水市牛根麓から(無人リモートカメラで撮影)
 
 
この二つの出来事の地点を地図上で見ると、以下のようになる。
 
 
 
このトカラ列島の諏訪之瀬島で4月18日に噴火が起こったことは、このブログでも紹介した。
そうしたら今度はM4.2の地震が起きた。
桜島では歴代7位という大噴火。
 
桜島は言うまでもなく鹿児島県の真ん中にあるが、トカラ列島から桜島そして熊本阿蘇方面に線を延ばすと一本に繋がる。
 
 
 
川内原発はその線上左側に位置する。
人類の知見など及ばない地下深く、異常が起きているのではないか。
川内原発を震度7が襲うことを考えるとゾッとする。
とりあえず停止する緊急性があるのは明らかだろう。