「みんなの海じゃ。金では売らん!」 ― 32年目の祝島がピンチです | 函南発「原発なくそう ミツバチの会」 ノブクンのつぶやき

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「原発なくそう ミツバチの会」の活動報告や事務局ノブクンの日々のつぶやきを発信しています。

瀬戸内海に浮かぶハート形の島、祝島。
 島民9割が、人生を賭け世代を超えて、上関の原発計画を拒みつづけています。その闘いが、東電の原発事故後、今なお正念場です。




海は売っちょらん!

 祝島の漁師さんは、中国電力からの108千万円の漁業補償金の受けとりを拒みつづけてきました。漁師さんの明確な意思表示です。このことが原発計画を止める切り札となってきました。けれど今、祝島の漁師さんが追いつめられています。


祝島支店の2013年度の赤字は約1,000万円

 高齢化過疎化が進み、水揚げは減り、魚価は低迷。山口県漁協により作られた構造的な赤字も加わり、県漁協祝島支店(旧祝島漁協)の運営は破綻寸前です。数年前から、この赤字を組合員が個人で補填しています。年金をつぎ込み、組合員をつづける漁師さんが大半です。議決権のある正組合員の、少なくとも過半数の意思表示がなければ、補償金を拒めないからです。今年はついに個人での赤字負担が20万円近くになることがわかりました。支払い期限は7月の末日。もう祝島の漁師さんたちだけで背負うのは限界です。

みんなの海を私も守る。

 私たちのカンパで、志ある漁師さんたちが組合員をつづけ原発を拒みとおすことができます。「補償金を受けとるしかない」と思いつめていた漁師さんの気持ちも変わるかもしれません。ひとりでも多くの漁師さんが補償金を拒めば、漁協の運営改革の議論が可能となります。目標額は500万円。海の日の721日、祝島の漁師さんへ届けましょう。

 

湯浅正恵(広島・上関リンク発起人)

山秋真(『原発をつくらせない人びと』著者)

              纐纈あや(映画『祝の島』監督)
 







集団的自衛権問題に意識が取られている隙に祝島では、ピンチな状態に追い込まれていた。
 金での解決を望まずたたかい続けてきた誇り高い祝島のみなさんが、資金不足でピンチとは全国の心ある人たちもなんとかしなくちゃと思うだろう。
「原発なくそうミツバチの会」発足の発端となった祝島の苦境を友人からのメールで知った。みんなで支援の輪を広げましょう。

上関原発に反対する祝島の漁師さんに500万円届けようキャンペーン!

 (転送・転載・拡散大歓迎)

 

◆「みんなの海じゃ。金では売らん!」32年目の祝島がピンチです 
  山口県の上関原発計画に32年間にわたり反対してきた祝島が、漁業補償金問題をめぐり危機的状況に直面しています。

詳細→   http://minnanoumi.jimdo.com


カンパ振込先
郵便振替(ゆうちょ銀行)口座 一口1000円から。

【口座番号】01320-0-90176 
【加入者名】みんなの海の会

一般金融機関からゆうちょ口座へお振込みの場合

【口座種別】当座預金 【店名】一三九(イチサンキュウ:店名の読み)

【口座番号】0090176【名義】みんなの海の会(ミンナノウミノカイ)

◆お問い合わせ:minnanoumi0721@yahoo.co.jp

発起人:湯浅正恵(広島・上関リンク)、山秋真(『原発をつくらせない人びと』著者)、纐纈あや(映画『祝の島』監督)