淡水、故宮博物院、九份は旅行のスケジュールに組んでいましたが、それ以外の観光スポットは行きあたりばったり。
食事の合間、家内がスパ三昧している間は地図を片手にあちこち歩きました。
国立台湾博物館はＭＲＴ淡水線台大医院駅近く、二二八平和公園内にあります。
日本統治時代に「児玉（源太郎）総督後藤（新平）民生長官記念館」として建てられたギリシャ様式の新古典主義建築物です。
中央ホールは３２本のコリント式柱に囲まれた壮麗な空間です。
通常は入場料２０元ですが、この日は博物館デーで入場無料、素晴らしい建築と台湾らしい展示物を楽しみました。
中正紀念堂は国立台湾博物館から歩いて１０分ほどのところです。
自由広場門の遥か彼方に中正紀念堂が見えます・・・とにかく広い、デカイ。
中正紀念堂の大階段をあがるとそこには巨大な蒋介石の銅像があります。
蒋介石像の前には直立不動の衛兵が立っています・・・西日が暑そうでした。
中正紀念堂の台座下の広い空間に蒋介石ゆかりの品が展示されています。
この部屋は蒋総統の執務室を再現したもの。蝋人形？のご本人もいます。
蒋介石夫妻が過ごした広大な邸宅が士林官邸として一般公開されています。
士林官邸は士林駅から故宮博物院に行くバスの最初の停留所近く、士林駅から歩いても５分くらいの所にあるので故宮博物院の帰りに寄ってみたいところです。
士林官邸の正館です。蒋介石の死後も宋美齢夫人が使っていたとのこと。
日本統治時代には園芸試験所だった広大な敷地には２つの洋式庭園と薔薇園、蘭園やビオトープなど見どころがいっぱいあります。
宋美齢夫人がこよなく愛した薔薇園への門、薔薇の季節は終わってました。
敷地の一番奥にある蘭園には、さまざまな種類の蘭が咲いていました。
士林官邸はどこを見ても中国人の団体客ばかり、故宮博物院や九份では何組かいた日本人の団体さんとここでは出会いませんでした。