このような記事がありました。

多忙なビジネスパーソンに「遅読のすすめ」は響くか

最近、速読の本もたくさん出ているようですが、
私は、読書は中身のしっかりした本をじっくり読むのが大事だと思ってます。

今年読んだ本の中で、じっくり読むのにオススメの本を
順不同であげてみたいと思います。

■ストーリーとしての競争戦略

今まで戦略と言われてもあまりピンとこなかったのですが
この本を読んで初めて戦略というのが腑に落ちました。

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business .../楠木 建


■20歳のときに知っておきたかったこと

スタンフォード大学で起業の講座を教えている方の本ですが、
起業だけでなく、人生に役立つ視点、考え方が載っています。

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義/ティナ・シーリグ


■ツイッターノミクス

「ウッフィー」という言葉がよく使われるきっかけとなった本。
ツイッターだけでなく、ソーシャルメディアを利用するための
参考になります。

ツイッターノミクス TwitterNomics/タラ・ハント 津田 大介(解説)


■これからの「正義」の話をしよう

テレビの「ハーバード大学白熱教室」も話題でしたね。
電子書籍で読みましたが、正義について、
功利主義、自由主義、コミュニタリアンの3つの立場を
具体例をあげながら説明していてわかりやすかったです。

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学/マイケル・サンデル


■その科学が成功を決める

いわゆる自己啓発本に書かれている
成功法則について科学的に検証していて、
意外な結果が出ていたのが面白かったです。

その科学が成功を決める/リチャード・ワイズマン


■楽天大学学長が教える「ビジネス頭」の磨き方

「霧中な依存人」ではなく「夢中な自走人」として
ビジネスを軌道に乗せていくために役立つ視点を紹介していて
なかなかいい内容でした。

楽天大学学長が教える「ビジネス頭」の磨き方/仲山進也


■スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

今年は、ジョブズのプレゼンを
ネットのリアル中継で見る機会がありましたが
プレゼンのうまさも含むジョブズの魅力が伝わってくる本です。

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則/カーマイン・ガロ


■待場のメディア論

新書なので軽く読めますが、
メディアだけでなく、人間性やコミュニケーションの本質について
考えるきっかけを与えてくれます。

街場のメディア論 (光文社新書)/内田 樹


■ザッポス伝説

「ハッピーを届ける」というザッポスの企業文化は
これからの会社のあり方を考える上でとても参考になります。

顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか/トニー・シェイ


■竜馬がゆく

今年発行された本ではありませんが(^^)
『龍馬伝』が終わった後、改めて読んでみました。
時代の閉塞感が高まっている中で、
やはり坂本龍馬の生き方には惹かれるものがありますね。

竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫)/司馬 遼太郎