昨日のブログでも紹介した、
「katana」という起業・独立サポートサービスを運営している
あきない総研の代表の吉田雅紀さんが、
『知っている人だけうまくいく 社長のためのお金のはなし』という
本を出版されました。

先日、出版記念パーティーがあって、私も参加しましたが、
そのときに本をいただいたので、さっそく読んでみました。

吉田さんはこれまで10万人以上の新米社長に関わって
サポートしてきたという方ですが、
吉田さんの語り口調をそのまままとめた感じで読みやすく、
起業志望者や起業したばかりの人にはかなり役立つ内容でした。

個人的に印象に残ったポイントをあげておきます。

・経営は実際にやってみて初めてわかることばかりで、近道はないが
 好きこのんで回り道をする必要はない。

・利益を出して初めて「会社は利益がすべてではない」と言うことができる。

・利益感覚を磨きたいなら、数字を食わず嫌いしないこと。

・約束は守って半人前、守ってもらって一人前。

・会社の舵取りはつねに「最悪を考えて最善をつくす」ように。

・「ウチはいい仕事します。でも、いまはまだ貧乏なんです」と言って
 胸を張っていればいい。

・会社を作って最初にすることは金を借りること。
 最初の赤字を出す前に借りておいたほうが絶対にいい。

・起業したら、いいカッコはしないこと。なりふりかまわず、がんばること。

・ムダとムラを極力省いて、ムダ金、死に金は使わない。

・メシを食うために働くのは事業ではなく、ただの稼業。
 一人でちゃっかり裕福になるより、
 みんなで大きくしていくほうが断然、面白い。

知っている人だけうまくいく 社長のための お金のはなし/吉田雅紀