<果たして彼に感情はあるのか?>
その疑問はもう解決している。
彼らには確実に豊かな感情があると、
僕は断言します。
競馬はした事がないが、乗馬は数ヶ月ある。
人間に飼いならされて、媚びさせられた馬達は、
非常に感情豊かであることをその時に感じた。
人間に慣れきって警戒心がなくなった彼らは、
あぁまたかと、面倒くさそうに客を乗せる。
テメエを乗せる為に俺はここにいるんじゃないわい!
と言わんばかりに、のっそりと歩行する。
飯にありつく一点の為に、
仕方なく背中に人間を乗せるんだ。
彼らはそれで満足している。
はじめて馬に乗ったとき、
彼の熱気のある暖かさにビックリした。
これが動物なんだと実感した。
彼の首元をギュッと抱きしめて、
彼に好意を伝えたその時に、
「え!? チョット待ってやー、やめてよー。」
迷惑そうな目で僕を見た彼。
言葉が違うから何を言ってるのか分からないが、
態度を伺えば、うまのきもちは垣間見れる。
とても感情豊かだなあと確信した。
馬も彼のペースで馬生を送っているんやな。
しかし、囚われの馬達には同情する。
決められた枠の中で演じなくてはいけない。
型から外れたら、評価されない。
http://www.jpndream.com/art/oil/20150628oil.html
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顔が満面の笑みを浮かべていても、
実は心の奥底がどぎつく腹黒いときもある。
外見的要素だけで、人を判断することはできない。

