中国に飛び立ったのは2021年9月30日でした。

めでたく一年が過ぎました。本日もPCR検査を受け、95回目です。

PCR検査を生まれて初めて受けたのは2021年9月29日成田国際空港内の医療機関ででした。4万円の出費なり!!

中国に降り立ったその瞬間からPCR検査を受け、95回。一年間で96回です。

中国ではPCR検査は無料でした。有料の地域もある様でしたが、浙江省は無料でした。ありがたい。

コロナゼロ政策の中国では徹底的に検査をして感染者を隔離していきます。

この一年の間に杭州空港に到着してからホテル隔離期間3週間。

職場に入るために健康管理期間というのでしょうか、ホテルでさらに1週間。

4週間の隔離後職場の宿舎に到着。その職場は1万人の学生を収容しているため、寧波市内で感染者が出るたびに、学校閉鎖をして、学生を学内に隔離しました。

2022年1月には職場のある寧波市北仑区で感染経路不明の感染者が10名出たことから北仑区が閉鎖されました。当然物資は途絶え、職場内のコンビニからものがなくなりました。しかし、映画で見た、ボランティアの活躍で、支援物資が昼夜関係なく届けられる場面を目撃しました。

幸い、2週間で終息し、少し早く冬休みが始まり、学院から学生がいなくなりました。外国人職員は寧波市以外の場所への移動を禁じられ、帰国できませんでした。

春節と同時に冬季オリンピックが中国北京で始まりました。

初めて、中国で年越しを経験しました。静まり返る学院の中でひと月、過ごしました。

夏休み直前に上海の都市閉鎖を受けて、夏休みも帰国できず、学院で二カ月を過ごしました。幸い、寧波市のコロナ感染は落ち着いていたので、連日学院の近くの太極拳に通うことができました。図書館前の太極拳の人たちはとても親切でした。中国語を話せないカンコロでしたが、太極拳を教えてくださり、一緒に練習をすることができました。

そして、新学期を迎え、一年目の今日を迎えることができました。

その間、パスポートの更新があり、疲労することがありましたが、それも乗り越え、落ち着きを取り戻しています。

無事に一年を迎えられたこと、多くの人の支援があってのことと、感謝しています。

自宅を管理、猫様達の面倒を見てくれている相棒。渡航前までお世話をしていた猫様達のその後の面倒見て下さている方、必要な資料をメールで送ってくださった皆様。話相手になってくださった皆様。ありがとうございます。

また、中国で支えてくださった皆様、先生方、卒業生の皆様、ありがとうございます。

大きな病気もせず、けがもなく、過ごせました。

明日から、中国の大型連休「国慶節」が始まります。一週間あります。

明日は卒業生が寧波市に隣接する象山にある、映画村に連れて行ってくれるそうです。

初めて、車を運転して遠出する彼女の運転で、お出かけします。

どうか、どうか!!無事に行って、帰ってこられますように!!

象山印象城は2017年に一度学院から連れて行ってもらったことがあるのですが、近場でドラマや映画のロケ地があれば行きたいというリクエストに卒業生が答えてくれたものです。コロナ禍でなければ、梁朝伟が撮影した上海にあるロケ地や、映画村に行きたいところですが、今は難しいので、卒業生の彼女について行くことにします。

市内から出る時は、PCR検査を連日受けねばなりません。ちゃんと今日、行ってきました。そして、元を円に換えてきました。レートがこのところよかったので、書類を揃えて、いってきました。それはまた、別の機会にご紹介。

明日に備えて、今日は早く寝ることにします。

夕食はコンビニで買ったパスタ。本当にコンビニでは国境を越えた食品が並ぶようになっています。嬉しいことです。ちょっとお祝い気分で好きなものを好きなだけ食べました。

 

 

 

そして、簡単な中国語勉強アプリが今日で、

 

 

連続260日を達成しました。学生がダウンロードしてくれた、中国語勉強アプリ「多邻国」日本語対訳の学習アプリなので、初心者向けです。単調ですが、一日5分から15分、アプリ内の質問に答える形で課題を完成させていきます。初心者からまだ抜け出せていませんが、切りよく260日続いたことをお祝いしたいです。

中国本土ではネット上に世界の動画があふれていますが、ほとんどが有料になっています。特に携帯電話・タブレットで見るものは無料の物がないというくらい、アプリを通して有料化しています。パソコン上はまだ、ブラウザで無料のものもあり、日本のドラマや映画を見ることができます。タブレットでみたいので、無料のアプリを探しましたが、ありません。突然、有料になって見られなくなったアプリがいくつもあります。

そのせいか、つい中国のドラマを見るようになってしまいました。中国語は分からないですが、面白く見ています。

コロナ禍、出歩けないため、部屋で楽しめるものの一つとして重宝しています。

特に、夏休み中にはまったのが、「盗墓笔记」シリーズで

 

ドラマ「重启」初放送: 2020年07月15日

映画版「盗墓笔记」2016年8月26日上映

ドラマ「盗墓笔记」第一季初放送:2015年6月12日

ドラマ「终极笔记」初放送:2020年12月10日

ドラマ「沙海」初放送:2018年7月20日

沙海番外之画媒(2018年放送)

沙海番外之蚌人(2018年放送)

ドラマ「云顶天宫」初放送:2021年7月11日

ドラマ「盗墓笔记」第2季 初放送:2019年6月6日

 

と、見続け現在放映されているシリーズでは番外編をのぞいて見終わりました。

ざっと200話ですかね。帰国したら日本で放映された日本語字幕のものを見たいです。

中国では、残すところ「老九门」を国慶節のお休み中に観たいと思っています。

他に番外編もある様なので、調べたいと思います。

 

明日から帰国までの来年6月末までどうか、無事で過ごせますように。

 

メモ書きとして

 

ドラマを選ぶとき、朱一龙検索で出てきたのがドラマ「重启」で

何気に観ている時に、ものすごく気になる言葉が。。。

 

 

年若い青年に朱一龙演じる吴邪が話しかけるセリフ

「すでに、100歳を超えて生きている君に聞きたいことがある」

なんですと?!君は100歳を超えているの?が始まりでした。

 

 

「もし、必ず死んでしまうのなら。。。」

 

 

「僕は路上で息絶えることを希望する」

坂本龍馬か?!君は中国の坂本龍馬かね?!

この一連の会話に一気に200話見続けてしまいました。

 

 

後に知ることになる、合計200歳の铁三角←わけわからんでしょう?

わけわからんドラマです。

実に中国らしい、何でもありのドラマ作り。

派手で華麗なアクションと見栄え重視の配役。

カンコロの笑いのツボを押し続けてくれました。

アニメとドラマの中間に位置する感じです。2.5次元ドラマ。

でも、主人公の一人が、不老長寿という悲しい設定です。

悲しいと、感じるのは人生の後半に差し掛かったせいもあるでしょう。

若いころには感じなかった悲哀を感じる設定でもあるからです。

残して逝くか、残されていくか、そんなことを考えるお年ごろになって

いるからこそ、感じる悲哀とでも言いましょうか。実に泣ける設定です。

きっと、帰国してしばらくすると、こういう気持ちも忘れてしまうと思うので、ここにメモ書きとして残しておきます。